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映 像 資 料
【スライド動画】
【スライド動画】
23.  私の阿蘇谷「阿蘇黄土」を訪ねる 
古代の製鉄原料?     阿蘇谷にベンガラの原料・「阿蘇黄土」を訪ねました
また、帰りに日本一美しい姿ダム 豊後竹田 白水ダムへも
オープンに少し時間がかかります
2012.
11.1.& 11.2.
2012.12.15. 1212aso00htm  by Mutsu Nakanishi
阿蘇谷の中央にどっしり座す阿蘇五岳 
仏の姿にみえる 阿蘇北の外輪山 大観望より 2012.11.1.
阿蘇谷の北側の壁近く狩尾地区を覆いつくす阿蘇黄土(渇鉄鉱) 卑弥呼の赤とも???
阿蘇谷に大量に埋蔵されている渇鉄鉱ベンガラ原料の「阿蘇黄土」 これが日本での製鉄の開始と関係していないか??? 
阿蘇谷に出現した大量の鉄を保有する村の出現は証拠こそないが、それを示すのでは??? 
是非 一度阿蘇谷に行って 「阿蘇黄土」に出会いたいと・・・・・.
よく知らなかったのですが、阿蘇で泊まったホテルのポスターのダムのあまりの美しさに惹かれて
市もにもなく帰路に日本一美しいといわれる白水溜池堰堤を訪ねました
阿蘇谷の北側の壁近く狩尾地区を覆いつくす阿蘇黄土
(ベンガラの原料:渇鉄鉱
露天掘りをしている阿蘇市狩尾(株)日本リモナイトで
日本一美しいといわれる重要文化財 白水溜池堰堤
祖母山系から大分県を東西に流れる大野川の堰堤
豊後竹田市荻町 


【スライド動画再生中】私の阿蘇谷「阿蘇黄土」を訪ねる 2012.11.1.

基本映像(推奨 640x480)   再生しない時は こ こ.をクリックください 
 by Mutsu Nakanishi

私の阿蘇谷 阿蘇黄土を訪ねる
mp4動画〔45MB〕 PDFアルバム〔52MB〕


   
阿蘇の外輪山の内側 阿蘇谷のMap
2011.10月 愛媛大学東アジア古鉄文化センター歴史講演会「弥生時代の小さき製鉄か工具たち 阿蘇・下扇原遺跡の出土品から」で
熊本県教育委員会 宮崎敬士氏から阿蘇谷 下扇原遺跡&小野原A遺跡の発掘調査の話を聞きました。
弥生時代後期卑弥呼の時代の前夜 先進材料であった鉄器を大量に集積した集落が山深い阿蘇谷に出現し、古墳時代が始まると忽然と消えていった。鍛冶工房を含む数多くの住居・鉄器・鉄滓が出土し、住居の床敷きやあちこちに大量にベンガラがあったと。
愛媛大村上恭通教授の話では
「1000℃を越える高温で焼かれたと考えられる謎の鉄滓も出土しているが、でも 炉跡からは粒状の鉄など製鉄が行われたという証拠は何一つ見つかっていない」とお聞きした。
同時期 淡路島にも大鍛冶工房集落五斗長垣内遺跡が出現し、同じように古墳時代が始まると忽然と消えてゆく。
謎の鍛冶工房村の盛衰??  実用鉄器が広く使われ始める幕開の時代である。
この弥生時代の末から古墳前期 日本の幕開けの時代に「日本でも小規模ながら製鉄が始まったのではないか??」と推察する研究者もいる
阿蘇谷に大量に埋まっていて 今も採掘が行われていると聞く渇鉄鉱「阿蘇黄土」   
この黄土を焼けば 簡単に真っ赤な「ベンガラ」が得られるといい、比較的低温度の900℃程度以上で、溶け始め、凝集が起こると聞く。 
是非とも一度 現物を見て 弥生の鉄に思いをはせたいと・・・・・
阿蘇の帰りに道がわからず不安でしたが、立寄った本当に美しい豊後竹田の山中にある「白水溜池堰堤」も紹介したい
2日にわたって家内の運転で阿蘇谷を行ったりきたり、阿蘇黄土と阿蘇谷の古い製鉄関連地や遺跡を訪ねました。
ベンガラについては岡山県吹屋に行ったことがありましたが、大量の阿蘇黄土(渇鉄鉱)が今も露天掘りされている。 びっくりでした。
また、 阿蘇の外輪山の中 阿蘇谷に弥生時代から古代にかけてこんなに数多くの遺跡があると初めて知りました。
話としては何度か聞いたことがありましたが、菊池・日田地域をも含め、阿蘇谷の重要性がよくわかったWalkでした。


         【和鉄の道】 阿蘇谷の黄土への興味 https://www.infokkkna.com/ironroad/2010htm/2010iron/10iron11.pdf

    【参考1】「和鉄の道」 2010.11月 阿蘇黄土と弥生後期鉄を集積した下扇原遺  10Iron11.pdf     
    【参考2】阿蘇谷「阿蘇黄土」と鉄分含透明な湧水「赤水」(採取地 日本リモナイト)の実験 


 【参考1】「和鉄の道」10Iron11.pdf 2010.11月 阿蘇黄土と弥生後期鉄を集積した下扇原遺
【参考1】
     2010.11.5. 和鉄の道10Iron11.pdf
                  https://www.infokkkna.com/ironroad/2010htm/2010iron/10iron11.pdf



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【参考2】阿蘇谷「阿蘇黄土」と鉄分含透明な湧水「赤水」(採取地 日本リモナイト)の実験
阿蘇黄土と鉄分を大量に含む湧水「赤水」 2012.11.1 日本モンサントで採
 
阿蘇谷 狩尾地区田園地帯で「阿蘇黄土」を露天掘りしている日本リモナイトで「阿蘇黄土」と鉄分を大量に含む透明な湧水「赤水」を分けてもらって、持ち帰り実験してみました。
持ち帰った「阿蘇黄土」を皿に入れてガスの炎で焼くと
ほんの数分で真っ赤なベンガラ色に。
こんなに簡単にベンガラに変化するのにビックリ。
この阿蘇黄土は1000℃足らずの温度で溶けて凝集すると聞くので、ますます、還元雰囲気で1000℃ほどに焼いて、鉄滓と共に、鉄が凝集するのか??? やってみたいと。

鉄分の多く含まれる湧水「赤水」も空気にふれると水酸化
鉄になって、褐色に。そしてこの水にお茶を注ぐとタンニンと反応して真っ黒に。  


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私の阿蘇谷「阿蘇黄土」を訪ねる 整理まとめPDF 写真ファイル
1. 私の阿蘇谷 渇鉄鉱阿蘇黄土と古代鉄概説 1212asodani01.pdf
2. 菊池渓谷から阿蘇谷・阿蘇山ドライブ 1212asodani02.pdf
3. 阿蘇谷狩尾に「阿蘇黄土」を訪ねる 1212asodani03.pdf
4. 帰りは日本一美しい白水溜池堰堤へ 1212asodani04.pdf
「私の阿蘇谷」スライド全写真 「阿蘇黄土」を訪ねる 古代の製鉄原料? 1212asodani.pdf
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参考1 「和鉄の道」10Iron11.pdf 2010.11月
 阿蘇黄土と弥生後期鉄を集積した下扇原遺跡
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参考2
「阿蘇黄土」と鉄分を含む透明な湧水「赤水」 採取地 日本リモナイト
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参  考 資 料
1. 【和鉄の道・Iron Road】
 愛媛大学東アジア古代鉄文化センタ第6回アジア歴史講演会「弥生時代の小さき鉄製加工具たち」 
  宮崎敬士氏「下扇原遺跡・小野原A遺跡」 & 村上恭通氏「中九州における弥生時代鉄製品研究の論点」ほか
 https://www.infokkkna.com/ironroad/2010htm/2010iron/10iron11.pdf
2. 日本リモナイト home page   http://www.limonic.co.jp/
3. 【和鉄の道・Iron Road】
1.  第6回アジア歴史講演会を聞いてより 「阿蘇谷 大量に鉄を集積した集落 下扇原遺跡」 2010.11.5.
 https://www.infokkkna.com/ironroad/2010htm/2010iron/10iron11.pdf
2. 九州の縄文・古代文化を訪ねて 1. 熊本県菊池川流域の装飾古墳群   2004.10.6.  
 https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/walk/2walk09.pdf
3. 九州 古代の豊の国から阿蘇へ 鉄の国「豊(豊前・豊 後)」臼杵石仏を作らせたのは炭焼き長者 ??? 
   https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/6iron07.pdf

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