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西播磨 歴史の町に春を訪ねる  西播磨綾部山梅林と江戸の町並みが残る坂越港

3. 古代秦氏の播磨進出地 港町「坂越」walk 赤穂市坂越


3.3.坂越湾の西側へ回りこんで 金が出たという鉱山跡を探す


       昭和になって発見された金鉱山 大泊鉱山 操業は10年ほど 2010.3.4.
            坂越大泊鉱山があった坂越湾の西側 左端の山の中腹が鉱山跡 (写真はインターネットより) 
 
坂越湾の中央から 湾に沿ってぐるりと湾の西端へ回りこんでゆく。この湾の西側部分には海岸に沿って大塚製薬の建物が建ち、その背後の山の中腹が昭和の時代に金を産出した鉱山跡。
地図にもしっかり鉱山跡のしるしがあるのですが、現在既に廃鉱になっていて、鉱山跡への葉入口の道には立ち入り禁止の札と車が並べられていて中に入れなくなっていました。
非常に短期間の鉱山で しかも昭和の鉱山跡なので、古代と直接の結びつきはありませんが、この坂越湾の背後の山で「金」が出たのは事実のようだ。 また、この坂越から北に続く上郡町には やはり昭和年代まで操業していた金・銀・銅を産出した旭日鉱山がある。
秦氏には今まであまり頭になかった鍛冶技術の足跡が色濃く残る。 
葛城氏と共に韓鍛冶の技術を継承広める一翼を秦氏も担っていた。
その足跡が西播磨・坂越地域の鉱物資源開発に残っているのかもしれない。播磨というと奥播磨 宍粟・千種の「鉄」ばかりに頭がありましたが、播磨海岸沿いにある古代初期の古墳群もまた鍛冶の痕跡であるのかも知れない。
坂越大泊鉱山跡への入口 現在立ち入り禁止の札がかかり中へ入れなかった   (写真はインターネットより)

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1004wharima03c.htm   2010.4.5.    by Mutsu Nakanishi