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「 IRON ROAD 和鉄の道 」 Mutsu Nakanishi Home Page

和 鉄 『たたら』探訪 & 『風来坊』 Country Walk   since 1999
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2010年 9月 from Mutsu Nakanishi 

h2209.htm  2010.9.5.  by  Mutsu Nakanishi 

戸 六甲 摩耶山からの大阪湾展望と新神戸布引谷を行くゴンドラ  2010.8.26.
まだまだ 酷暑が続く中 神戸の周りで「小さい秋」をみつけました

真っ青に澄み切った空をバックに神戸伊川谷の田圃にでは たわわに実った稲穂が風に揺れています  2010.8.25.

西神戸界隈の夏の終わり・秋の訪れを告げる「タカサゴユリ」  山麓バイパス白川南IC周辺で 2010.8.25.
神戸山麓バイパス 白川南IC周辺の道路脇の土盛りに 今年も一斉に純白の「タカサゴユリ」が咲き始めました 
この「ユリ」の名前 「ササユリ」というのだとづっと思っていましたが、「タカサゴユリ」というのだそうだ。
 
〔タカサゴユリの種〕
台湾の山地に広く野生するユリで、日本へ種子が入ったのが大正時代で、旺盛な繁殖力のために、今では西日本を中心に広く野生化し、西神戸周辺の団地や道路の盛りなどに自然に生え、年々広がってゆくようです。
このタカサゴユリは種子で繁殖し、花が終わると1輪につき1本、長さ10cmほどの細長い莢(さや)ができる。
その中にはポテトチップス状の形の種子が数百ぎっしりと詰まっている。
晩秋には莢がはじけて種子が放出して風で運ばれる。
種子は翌春に芽を出し、その年は花をつけないが、翌年から花が咲き、年を追って1本の茎に咲く花の数が増えるという
〔 インターネットより http://www.page.sannet.ne.jp/mahekawa/takasagoyuri.htm 〕
9月になりましたが、まだまだ酷暑が続く毎日 
でも ちょっとづつ秋の気配に
真っ青に澄み切った空には心地よい風に乗ってうろこ雲 
林ではつくつくぼうしの声が鳴り響き
周囲の田圃にはたっぷりと実をつけた稲穂が風に揺れ、
山麓バイパスの土盛りにはあっという間に「タカサゴユリ」が満開に
ゆったりとした空間の中 季節の変わり目を感じるこの頃です。
とわいえ 次から次へと殺伐としたニュースが流れ、一向に良くならぬ世の中
政権交代で 期待をかけた政治ももう 無策としか言いようのない無責任さ
われわれに語りかけてくれない政治に無力感が漂う
またぞろ 以前の政治に戻れというのか・・・
堂々と先を語り、前へ突き進んでゆく政治はないのか・・・・と。
でも マスコミが伝える世の中のなんと現実とかけ離れていることか  
自分だけは大丈夫の世の中は 遠く過ぎ去り、明日はわが身
元気出して 「自分のみは自分で守る」現実にたちむかわねば・・・と。
 

仲間が教えてくれた「一日の過ごし方」
机の前に置いて いつも眺めるのですが、中々 実践は難しいが、ゆったりとした気分にさせてくれる
そんな毎日 家族ともども 元気に過ごしています。
あまり代わり映えしませんが、ホームページを9月のページに更新しました。
     2010年 9月  神戸より  Muysu Nakanishi



*********************************  2010年 9月の便り from  Mutsu 2010.9.5.  .***************************

                     【今月更新記事概要】  【今月更新記事リスト

【2010年 9月の便り】
9月「小さい秋」
まだまだ 酷暑の続く中「小さい秋」を見つけました
夜空に「月」と「木星」が近接
新神戸 布引渓谷 雄滝   2010.8.27.
 酷暑 涼を求めて 水が流れ落ちる渓谷へ
from kobe 9月  どうもおかしい日本  

★★ 今月のhome page 更新記事 概要 ★★
■ 今月の和鉄の道 製鉄遺跡探訪
 1. 参考資料「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」
      朝日新聞朝刊に掲載された記事       2010.8.7.
■ 今月の風来坊 Country Walk
  1. 【写真アルバム】 京都堀川 京の七夕 2010.8.13. 
     ● 京都 記憶からも消えつつあった堀川の今    
      堀川が 疎水の水を引き込んで素晴らしい水辺のプロムナードに  .
      ●「京の七夕」七夕飾りと光の天の川   2010.8.13. 
      七夕飾りの堀川河床プロムナードをそぞろ歩き 
■ from Kobe  2010年9月 
. 【from Kobe  9月】 2010.9.5.
  from kobe 9月 どうもおかしい日本 

新神戸 布引谷 雄滝



暑い夜 散歩に出ると「月」と「木星」が近接して見えました
   夜空を見上げたのは 本当に久しぶり    2010.8.26.夜   .

初秋の夜空に出た満月の「月」と左下の「木星」
〔お月様周辺拡大 月の左下に明るい星
2010.8.26.夜
 

暑い夜 散歩に出ると 流れ行く雲の合間から まん丸の月が顔を出す。
そして 昇った月の直ぐそばに明るい星
これにススキがかぶされば 「お月見だ」と。しばし 見とれていました。
本当に久しぶりに見上げる夜空です。
8月16日が今年の旧暦の七夕で 8月13日「京の七夕」を見て 
夏の夜空を調べたこともあって、星を眺めてみる気分に・・・
お月さんに寄り添うように直ぐそばに明るい星
私は良く知らなかったのですが、まん丸の「木星」が輝いているのだと
また、見上げた8月26日は「木星が月に一番近づいて見える日」だったと
後で知りました。

   ◆ 2010.9月の便り from  Mutsu へ.



 酷暑 涼を求めて 水が流れ落ちる渓谷へ  新神戸 布引渓谷 雄滝  2010.8.27.

新神戸駅の直ぐ北 生田川の源流 神戸ウォーター  布引渓谷    2010.8.26. 
神戸の水は世界一うまいと船乗り達が言う。 その水は神戸の直ぐ裏 六甲 布引貯水池からの水
この貯水池から急流の狭い布引谷を真っ直ぐ流れ落ちて、生田川となって 港に注ぐ。
新幹線神戸駅の直ぐ上 歩いて10分ほどのところ 緑に包まれた布引渓谷に幾つもの滝が係り 
「布引の滝」と呼ばれる。
また この水は古くから 神戸の飲料水 滝の直ぐ下で取水され、上の浄水場に戻され、神戸の水道水となる。
この布引貯水池をはじめこの布引渓谷の取水設備群は明治33年から今に続く施設で 国の重要文化財。
関西では誰もが知る「神戸ウオーター」「六甲の水」である。

8月27日朝 思い立って 涼を求めて久しぶりに布引の谷に出かけました。
新神戸駅のガードをくぐって北側へでると そこはもう緑に包まれた渓谷の中。
幅の狭い緑の渓谷の崖沿いに遊歩道が奥へと登ってゆく。

緑のトンネルの中 川が流れ下る音にこだまして 
ミンミンゼミやアブラゼミに混じって ひときわ大きくつくつくぼうしの声が響く

気持ちのよいwalk  渓谷沿いを 雌滝・太鼓滝を経て20分ほどで いちぱん大きな「雄滝」に到着。
夏の渇水期でみずがすくないのでは・・と思っていきましたが、「ドウドウ」と流れ落ちる雄滝 
素晴らしい景色 30分ほど座って滝を眺めていました。

神戸の市街地から ほんの20分ほどで 緑に包まれた静寂の世界が広がっています。
 

  布引の滝 雌滝             布引の滝 雄滝      雄滝全景    布引の滝 太鼓滝周辺  2010.8.26.
雄滝の直ぐ上に雄滝茶屋があり、そこから谷筋を離れて 東へ尾根筋を登ると展望広場。 神戸の市街地が一望
そして 遊歩道は 元の谷筋へ戻って 更に上へと続き、 見上げると 新神戸からハーブ園へ西から東へこの谷を渡るロープウエー。
そして 前方に大きな石組みの堰堤が見えてくる。 布引貯水池の5本松ダム堰堤である。
堰堤の横に記された案内板によると明治33年から神戸に水を供給した貯水施設で 下流の布引谷・滝の取水施設を含め、国の重要文化財である。
布引の滝解説 重要文化財「布引ダム」諸施設解説 雌滝取水設備解説

布引谷の上 展望所から見る神戸市街地 2010.8.26.

 
重要文化財 神戸ウオーターの源 布引貯水池 2010.8.26.

     ■ 重要文化財「布引ダム」諸施設案内板〔布引ダムと五本松堰堤・布引ダム分水堰堤・雌滝取水設備など 〕

また、貯水池の直ぐ横には 布引断層の案内板が立っていて、
この布引谷の急峻な渓谷がかつての断層によって形成された谷であることが記されていました。
布引渓谷は 布引断層によって引き起こされた深い渓谷 この渓谷で神戸ウォーターが生まれた
神戸の市街地の直ぐ北にこんな癒しの空間がある。久しぶりに涼を求めて歩きました。
このまま また、市街地に引返そうかと思いましたが、空中に浮かぶゴンドラ ロープウェイが結ぶ神戸ハーブ園も言ったことないし、
そのままハーブ園から、六甲全山縦走路に出て、久しぶりに摩耶山まで 登って帰りました。
昔何度も登った摩耶山とは様変わり。
かつての奥摩耶山が摩耶さんになっていて、ケーブルが登るかつての摩耶山が「星の駅」(中間点)となり、
そこからロープウェイが結ぶかつての奥摩耶山が夜景の素晴らしい「摩耶山山頂」に。
でも 観光ルートから外れたケーブルやロープウェイが 大震災を契機にもう無用の産物となっていると心配していましたが、
復活しているのも知らず、びっくり。

六甲から眺める神戸の夜景は百万ドルの夜景といわれる。
私にとってのビューポイントは どうしても西側 須磨鉢伏山や 元町の上 ビーナスブリッジ・市章山などに偏っているのですが、
今回久しぶりに 神戸の東側や大阪湾全体が眺められる布引展望所や摩耶山掬星台へ。
特に多くの人に神戸展望一番のビューポイントといわれる「摩耶山」はやっぱり一番と。
三宮からバスで15分ほど 摩耶山ケーブル・ロープウエイを乗り継いで摩耶山上へ。
帰りは 元へ戻ってもよし、また バスで六甲山牧場・六甲山から表六甲ドライブウェイを阪急六甲へ降りるコースも健在。
お勧めのwalking ルートです。


 
麻耶山山頂から見る大坂湾の展望 摩耶山掬星台で 2010.8.26.

    

     ◆ 2010.9月の便り from  Mutsu へ.



 from kobe 9月   どうもおかしい日本 

一向に日本の景気が良くならないばかりか、益々不安定に見える。
最近の新聞やテレビでの報道を見ると
〔技術立国日本〕〔世界をリードする物づくり立国 日本〕がどうもおかしいらしい。
中国や韓国に負ける局面ばかりでなく、東南アジア諸国にもまける局面が増えつつあるという。中国や東南アジアの労働者の低賃金・低コスト体質に負けるのだという局面ではないらしい。
昨今の ユーロやドルに対する円の独歩高も 日本が一人負けの様相。
日本の政治家・指導者やマスコミがいう日本とはどうも違っているようだ。
その根源はどこにあるのだろうか・・・・・・・

日本の「物づくり」技術ひとつ取ってみても 
それを支えているのは かつての現場熟練技術者であり、
声高に日本の独自技術と騒ぎ立てるが、
あっという間に追い抜かれる底の浅い技術になっているのではないか・・
 

  2010年 9月1日 神戸より  Muysu Nakanishi

Web file〕〔Pdf file

山口県長門市仙崎の童謡詩人 金子みすずの詩

   ◆ 2010.9月の便り from  Mutsu へ.

 
更新記事概要 更新記事リスト
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【今月のhome page 更新記事 概要】
****************************  今月の和鉄の道 製鉄遺跡探訪  ***************************
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今年の夏は出雲田儀川沿いに点在する田儀桜井家の製鉄遺跡群と神戸川水系の朝日たたら跡を訪ねたいと計画しましたが、
まだ計画倒れで実現できていません。この地域へは足を踏み入れたことがなく、是非一度訪れたいとおもっています。
「発掘された日本列島2010」の本を手に入れて 最近の製鉄遺跡の発掘状況を見る。
福島県の太平洋沿岸相馬地方 古代の行方金沢製鉄遺跡群の南 横大道遺跡で大規模な官営製鉄工房跡が出土したという。
この地方が 古代対蝦夷の拠点として、武器製造をになう大製鉄コンビナートの広がりが本当に大きいようだ。
昨年淡路島で出土した弥生時代後期後半 卑弥呼の時代の大きな鍛冶村 垣内遺跡では その後の調査で
鉄器製造跡と考えられる竪穴建物が17棟に達することが明らかになり、数多くの鉄片切や炉跡と考えられる赤茶けた焼土部が出土しているが、不思議なことに鞴羽口は見つからないという。
また、新聞報道によると出土した大型鉄素材は朝鮮半島製の可能性が強井という。
出土しない羽口の代替として 手に入れやすい蓮の茎や竹が羽口として充分機能することが、8月に実施された鍛冶炉復元実験で
明らかになったという。(2010.8.27. 読売・神戸新聞ほか)
この大規模な鍛冶工房が弥生から古墳時代への変遷にどんな役割を演じたのか 興味津々であるが、調査はまだ これからのようだ。
また、8月7日の朝日新聞にヒッタイトの故地アナトリア高原で大村幸弘氏など日本人研究者によって発掘調査が進
「ヒッタイトの鉄」の現地ルポの記事が掲載された。
ヒッタイトの鉄が ヒッタイト帝国出現以前のどこまでさかのぼれるか こちらもも 興味津々。

■ 1. 参考資料 朝日新聞朝刊に掲載された記事 「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」 2010.8.7.
 
     . 1.参考資料 「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」 2010.8.7.朝日新聞朝刊に掲載された記事 
  「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」2010.8.7. 朝日新聞朝刊に掲載された記事
ヒッタイトの故地 アナトリア高原(現トルコ)で発掘調査を進める大村幸弘氏の話を以前 愛媛大学でのシンポジュームで聴講
  「 初めて人工鉄器を実用化したのが、
     アナトリア高原(現トルコ)に君臨したヒッタイトといわれてきましたが、
     最近の現地発掘調査で 鉄器の出現が ヒッタイトが台頭する以前の紀元
     前21世紀に遡れる 」とお聞きしたことがある。
「ヒッタイトの鉄の謎が日本人研究者たちの発掘で解き明かされる」と胸わくわくで、 
気になっていましたが、今朝 届けられた朝日新聞の朝刊に現地で「鉄の帝国」の謎に挑む日本の 研究者の発掘現場を訪れた記事「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」の記事が掲載されていました。
鉄の帝国 ヒッタイトの謎 鉄のロマンを掻き立てる記事をご参考までに掲載
           2010.8.7. by Mutsu Nakanishi

    ◆ 2010.9月の便り from  Mutsu へ



****************************  今月の風来坊  Country Walk ****************************
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 1.【写真アルバム】京都堀川 京の七夕 2010.8.13.
        ● 京都 記憶からも消えつつあった堀川の今   
          堀川が 疎水の水を引き込んで素晴らしい水辺のプロムナードに  .
          ●「京の七夕」七夕飾りと光の天の川   2010.8.13.
          七夕飾りの堀川河床プロムナードをそぞろ歩き
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【写真アルバム】 京都堀川 京の七夕  2010.8.13. 
旧暦の「七夕」(今年は8月16日)に当たる8月6日-15日までの夜、
京都堀川の河川敷を散策路とする「京の七夕」のイベントが本年よりはじまった。
真っ暗になった堀川の散策路の空に多数のLED電球で再現された天の川、そして 七夕飾りで飾られた遊歩道脇には
掘川に放流された青い玉画流れくだり、友禅流しの布がゆれる幻想的な光のページェント。
8月13日の夕刻 お墓参りの帰りに京都堀川の「京の七夕」を楽しんで帰りました。
京都市民からも 忘れかけられていた堀川の流れがこんな素晴らしい水辺の散策路に変わるなどびっくりでした

    ◆ 2010.9月の便り from  Mutsu へ



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  From Kobe 2010年 9月 
   2010年 9月 どうもおかしい日本  
    〔Web file〕〔Pdf file〕  .
 
   ◆ 2010.9月の便り from  Mutsu へ



■ 今月更新のホームページ 
       ■ ホームページ 更新 【9月】掲載 記事リスト
.. 今月 新たに掲載した記事 HTM file PDF file
1. 参考資料「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」
        朝日新聞朝刊に掲載された記事  2010.8.7. 

 1009hittites00.htm 

 10iron09.pdf
2. 【写真アルバム】京都堀川 京の七夕 2010.8.13. 
     1. 京都 記憶からも消えつつあった堀川の今    
      堀川が 疎水の水を引き込んで素晴らしい水辺のプロムナードに
      2.「京の七夕」七夕飾りと光の天の川   2010.8.13. 
      七夕飾りの堀川河床プロムナードをそぞろ歩き 

 1009hrkwa00.htm

 10walk10.pdf
4. from Kobe  2010年 9月
2010年 9月 どうもおかしい日本 
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 1009kobe00.htm
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fkobe1009.pdf
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