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from Kobe  2009年2月】 by Mutsu Nakanishi

 from Kobe  2月 またぶつぶつ   混乱の時代に

      じっとはしておれない。「Challenge !! 」  
    眼一杯の効率主義を捨て ゆとりある「質」へ 

     キーワードは 「環境・エコ」 「共生・融和」の追求だと聞く

    
   サププライムローンに始まり、世界全体が大不況。

「日本は経験済みだから大丈夫」の楽観主義に「それは うそやろ・・・・」と思いつつも流れに任せるままに 自動車・エレクトロニクスに始まる未曾有のリストラ。本当に厳しい時代。
金融機関からは無節操な「今がチャンス 投資を」と 著しく目減りした「投資運用成績」が何のコメントもなしに「あなたの自己責任」を突きつける。
自己責任の名で すでに 株・投資信託・預貯金の膨大なつけをすでに支払わされている。
その額の大きさを知らぬままに過ごしている人がどれほど多いことか・・・
この流れの中で 世の中は医療・食品偽装に始まって、リストラへ 
日本国中 直接・間接 総不安の流れの真っ只中にいる。

重厚長大企業の大リストラ時代につづく、先端産業の大リストラ。 
日本全体の製造業が自動車・エレクトロニクスにこんなにも飲み込まれていたのか・・と内心ビックリしている。昔から、外需・輸出に頼る製造業経営の危うさが 指摘されながらも、それに支えられた海外展開型拡大路線の破局である。

でも、ちょっとおかしい。
もともとサブプライムローンは金融の破綻。そして 不景気の発端はアメリカ消費の大減少。
要はサブプライムの虚業に踊らされた金融とアメリカ消費に肩入れしすぎたグローバル戦略の破局だろう。

だのに「アメリカに端を発した100年に一度の大恐慌 アメリカにがんばってもらわないと・・・・。 」との姿勢く。裏には 「我々には どうしようもなかった災難」との認識がちらちら。

「違うだろう」 金融投資・海外展開型拡大路線の破綻。 
この時代に生きる誰もが そのつけを負わねばならぬとしても金融投資業・海外展開型拡大路線企業の責任は問われず、働く者のしかもブルーカラーの弱者ばかりが、責任の先頭に立たされるのには 本当にわびしく、憤りを感じる。この道がどこまで続くのだろうか・・・

この状態を改善すれば、「企業は海外へ逃げる」 という。
低賃金を求めた海外展開に立つ拡大路線が破綻したのが、今回ではないか・・・・
「海外に逃げないようにした」結果がこの大不況ではないか・・・・。 
逃げるものは逃がしたらええやないか?  と思うのはおかしな議論か ???

何も国内保護主義に立ち帰れという気はないが、
企業理念のベースの見直し・転換が今 本当に必要と考えるのは 素人の僻みか・・・
日本を代表する経営者・金融を引っ張るアナリストそして政治家の空虚な言葉の数々。
一番 感性がにぶって 裸の王様 の姿がちらちら

アメリカに眼をむけると 最後まで自動車産業・金融業に公的資金の投入に反対し、冷徹に自国の進む道を突き進む。すごい社会で 住みたくは無いが、筋が通っている。
また、オバマ新大統領は それを基軸に「チャレンジ」を合言葉に国民一致の新路線を突き進む。
ヨーロッパも同じく、新しい路線を模索している。
日本だけが、未だに希望的にアメリカの景気回復を願いながらの 
あくなき金融投資救済・海外展開型拡大路線を継続する。

何かおかしい。もう言葉の遊びで模様眺め路線はなし。 
自国のアイデンテティが強く求められる時代。
国際協力も国際貢献もそれなしでは 何もできない時代である。

 ある仲間が言うには
 「  昨年9月に『彼は 金融商品 みな 処理せえ・・・・』というてたなぁ。 
  彼は 何をみていたのかなあ・・・・                」と。
 
まさに 混乱の時代に  じっとしておれない。「Challenge !! 」
キーワードは 「環境・エコ」 「共生・融和」の追求だと聞く。
眼一杯の効率主義を捨て ゆとりある「質」へ 
          
  「  変えられないものを受け入れる    心の静けさ  
           変えられるものを変える     勇気と  
            その両者をみわける    英知を 」  
 

        2009.1.23.  神戸で
                   Mutsu  Nakanishi

パンジーの花言葉は
つつましい幸せ 思慮深い・
心の平和・誠実な愛・信頼・忠実

   
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2009.2.1.  0902kobe00.htm    by Mutsu Nakanishi