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.........IRON ROAD 和鉄の道」 Mutsu Nakanishi Home Page Since1999  
Monthly Page   from Kobe by Mutsu Nakanishi    2019.2.5.
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『和鉄の道 たたら探訪』Iron Road ・『風来坊』Country Walk ・『四季折々』From Kob..

いつも甲への里山の景色ばかり、ふっと神戸の港を歩きたくなって 今日のwalkを清盛が開いた兵庫津 兵庫港へ 2019.1.22.

◆ 2019年  2月如月 春迎え 福は内 鬼も内
春はもうそこまで、北風小僧に負けぬよう
   2019.2.5.   h3102.htm from Kobe

新しい年になって あっという間に2月  
寒さが続く中 インフルエンザが猛威を振るっています。無理せず、体調の維持にご留意くだささぃ。
この時節になると「鬼」の話が話題になる。
「今年は・・・」と自分を省みる時期とも重なって、毎年 この「鬼」なについて、思いをはせる。
2月のhome page の巻頭 今年も今までに集めた「愛すべき鬼たち」
毎年おなじで、お許しください。


今月の掲載記事 掲載記事トピックス photoより Photo 抜粋 更新記事リンクリスト . 2月如月の便り 前月の便り

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以前から何度もご紹介してきた「鬼にされた愛すべき仲間の鬼たち」ですが、
東京一極集中がますます進み、格差と乱暴な傲慢さが見え隠れする情報社会の中で 
ますます広がる行き先不安老いを感じつつ、幸福感が薄れてゆく。

やっぱり心情はこの「鬼にされた愛すべき仲間の鬼たち」に思いを馳せる
.立ち止まって見ると 愛すべき鬼たちの姿も  見えてくる。
スピード・恣意的な噂話に惑わず、ちょっと立ち止まっては・・・

最近の世相を思いつつ、また、迫りくる老化や病気・困難に直面している人たちを思いつつ、
God be with You!!  仲間の笑顔を活力に我が道を行く。

 「平和で穏やかな暮らし」を願がいつつ、 「共に生きる」との姿勢を貫いて
 今年も「福は内 鬼も内」。 今年も元気で 前向いて
    
       2019.2.3. 2019年 節分に  From Kobe  Mutsu Nakanishi

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毎日寒い日が続きますが、元気な声が街を駆けてゆく  北風小僧に負けないで 春遠からじ


2月如月 春迎えの便り 
福は内 鬼も内

1.春迎え「福は内 鬼も内」
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2.神戸の鬼・仲間の鬼 動画・photo収録
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3.寒い冬の一日 ひだまり ほっこりと
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4.シアノバクテリアが作った大気酸素の時間軸

5.冬の夕暮れ 明石大橋に沈む夕日
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6.今月のhome page 更新記 


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           1.  春迎え2019 「福は内 鬼も内」

      日本各地に伝承されている鬼 
      鬼にされた愛すべき仲間の鬼たちに思いを寄せて

この季節になると毎度ながら、「鬼」が気になる。
「鬼」は自分たちとは異なる集団を「鬼」として排除してきた遠い昔の名残り。
そんな中に「鬼」とされた古代の製鉄集団もいたという。
「開拓神」となった鬼 在地の衆に災いをもたらすとして退治された鬼。 
「災いをもたらす」として恐れられたが接触が続く中で仲間となった鬼もいる。

「いつも一生懸命働きながら 騙されて退治される」そんな「仲間の鬼」が日本各地で語り継がれてきた。
また、災いをもたらす鬼が退治・改心して、神に従う鬼・神の化身となって災いを追い払う鬼もいる。

「鬼は外 福は内」と言いながらも うちでは鬼に感謝し、憎めない。
「地球上に生きとし生けるもの みな共生する仲間」

そんな愛すべき鬼たちに「縄文の心」「日本人の奥深い心情」を見る  
日本人の心の原点「共生」が ここでも培われてきたと。

*************************************************************
 鬼にされた愛すべき仲間の鬼たち」の鬼伝承やことわざ
*************************************************************
   ◎「仲間としての鬼」-鬼にされた たたら製鉄集団- 

   ◎「日本各地の鬼伝説」和鉄の道・Iron Road 掲載リスト
  
   ◎「日本人の心の故郷「縄文

  一万年も平和で豊かな生活が続いた時代  世界に類のない日本の「縄文」
       そのエンジンは「他人を思いやる心」

 日本人の心の故郷「縄文」北東北・北海道の縄文遺跡をユネスコ世界遺産に


   鬼にされたたたら衆ほか 日本各地に伝承されている鬼 
  愛すべき仲間の鬼たちに思いを寄せて

この季節になると毎度ながら、「鬼」が気になる。
「鬼」は自分たちとは異なる集団を「鬼」として排除してきた遠い昔の名残り。
そんな中に「鬼」とされた古代の製鉄集団もいたという。
「開拓神」となった鬼 在地の衆に災いをもたらすとして退治された鬼。 
「災いをもたらす」として恐れられたが接触が続く中で仲間となった鬼もいる。

「いつも一生懸命働きながら騙されて退治される」そんな「仲間の鬼」が日本各地で語り継がれてきた。
また、災いをもたらす鬼が退治・改心して、神に従う鬼・神の化身となって災いを追い払う
そんな鬼もいる。

「鬼は外 福は内」と言いながらも うちでは鬼に感謝し、憎めない。
「地球上に生きとし生けるもの みな共生する仲間」

そんな愛すべき鬼たちに「縄文の心」「日本人の奥深い心情」を見る  
日本人の心の原点「共生」が ここでも培われてきたと。

*************************************************************
 鬼にされた愛すべき仲間の鬼たち」の鬼伝承やことわざ
*************************************************************
   ◎「仲間としての鬼」-鬼にされた たたら製鉄集団- 

   ◎「日本各地の鬼伝説」和鉄の道・Iron Road 掲載リスト
  
   ◎「日本人の心の故郷「縄文

  一万年も平和で豊かな生活が続いた時代  世界に類のない日本の「縄文」
       そのエンジンは「他人を思いやる心」

 日本人の心の故郷「縄文」北東北・北海道の縄文遺跡をユネスコ世界遺産に


 東北の「鬼」 鬼にされた阿弖流為・アテルイのこと
「あの高嶺 鬼住む誇り 音の瀬音 久遠の賛歌 この大地 燃え立つ命ここは北上」北上市 市民憲章より
   .
■ https://www.infokkkna.com/ironroad/2008htm/walk5/0802oni00.htm ■

  幾度となく訪れた東北の各地で、「蝦夷」と呼ばれた時代の人たちへの強い愛着と近親感に出会って、
  強烈な印象と新鮮な驚きを受けました。この時期「鬼」の話になるといつも気になる東北の「鬼」。

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   2. 神戸の鬼・仲間の鬼 動画・photo収録

    何度か紹介してきた神戸の鬼 今も神社・寺の伝統行事として 集落全体が一体となって受け継義守っている。
    都市化が随分進む西神戸ですが、観光とは無縁の集落の素朴な伝統行事として守られていることを知ってもらいたくて、
    動画とスライドアルバムをまとめて掲載しています。

  また、修験道の開祖役の行者により、改心し従った前鬼・後鬼の生駒山の鬼伝承や
  私の故郷尼崎の大覚寺で毎年節分に演じられる古い壬生狂言の流れをくむ身振り狂言「節分厄払い」。
  その動画も一緒に入れました。また、大江山酒呑童子伝説など鬼にまつわる丹後の和鉄の道も
  日頃 耳にする鬼のイメージとはずいぶん違う心情が鬼の伝統行事を通じて伝わってきます。

   ◎ 神戸の鬼& 生駒山の鬼  神や仏の化身となって厄を払う鬼(追儺式・鬼踊り) 

神戸の鬼 長田神社 追儺式 神戸の鬼 稲美野寺高菌寺追儺式  神戸の鬼 押部谷高和 性海寺 鬼踊り
 .  . BGMの音量調整
    . BGMの音量調整
  . BGMの音量調整
 
生駒山の鬼 髪切り集落 慈光寺の鬼
神戸の鬼 妙法寺 追儺式
    BGMの音量調整
   .   .BGMの音量調整

     ◎ 節分豆撒きで追い払われる鬼 & 退治された鬼の伝承

節分の鬼  故郷尼崎の大覚寺では豆を撒いて
      鬼を追い払う身振り狂言「節分厄払い」
退治された鬼 大江山の鬼・酒呑童子
 たたら衆との関連した伝承か?
2001年掲載の古い資料 久しぶりに取り出しました 
  . BGMの音量調整
  .


動画やSound再生時 BGMの音量調整にお使いください
  気にいっている元気の出る歌

<Sound1 >おげんきですか?
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<Sound2> 映像詩 河島英五が歌う「大阪の歌」

<Sound3> Philosophy_For_Old_Age.mp3

<Sound3> Country  Road

    . .
BGMの音の調整ボタンです 
       sound 再生時の音量調整ほかにお使いください
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     3.  寒い冬の一日 ひだまり ほっこりと 
       
1月22日の神戸新聞の朝刊に日本三大仏の一つ神戸能福寺「兵庫大仏」の前に
座す毛糸で編まれた仏様。寒い冬の一日をほっこりとする写真の掲載。
よく知る神戸兵庫の津界隈を暖かい毛糸で街を包ん聞かざる展示の一つと。
    早速出かけて、撮った写真の1枚です。種明かしすれば毛糸で編まれた仏様は拳ほどの大きさ。
    写真の撮り方でこんなうれしい写真かになるんだと。[ 構図を変えた種明かしのPhoto ]
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    みんなに送って喜んでいただきました。 うれしい写真です。 
        また、久しぶりに神戸兵庫の港界隈を歩いて、
    清盛が開港した兵庫の津・兵庫港界隈を歩き、忘れかけていた造船現場の空気も吸ってうれしい一日になりました。
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      ■ 暖かい冬の一日 ほっこりと 盛が整備した旧大輪田泊「兵庫の津」界隈 walk 2019.1.22.

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  4. シアノバクテリアが作り出した大気酸素の時間軸
昨年紹介した 鉄の惑星「地球」35億年前 現在の生物起源に遡るIron Road の絶景
  ≪NHK BSドキュメンタリ「南極 氷の下のタイムカプセル」≫の紹介。
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光合成を初めて行い、大気の酸素を作るシアノバクテリアの不思議な世界を探検・研究
されている紹極地研 田辺優貴子さんが2019.1.15.NHK視点・論点に登場して、
再度 [南極の湖から生命のルーツを探る]とのテーマで熱く南極・地球の話された。

番組の中で、現世生物の生命の起源に最も大きな影響を与えたシアノバクテリアの大気
形成と現世生物の出現をわかりやすい図面「大酸化事変」を用いて解説されていました
ので、ご紹介。
大気に含まれる酸素がどれほどの時間をかけをかけ、増加していったのか?
その間の事情 ならびに このシアノバクテリアの作業により、生まれた酸素。
そして、海水に解けていた膨大な量の鉄がシアノバクテリアに取り込まれ、
かつ酸化されて、海底に沈殿して、現代を支える膨大な縞状鉄鉱床を作り上げた。
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■ 和鉄の道・Iron Road
  鉄の惑星「地球」35億年前 現在の生物起源に遡るIron Road の絶景
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     ≪NHK BSドキュメンタリ「南極 氷の下のタイムカプセル」≫

Pdf 拡大
  にわかには信じがたい地球創世記のドラマ。 一番知りたかったこの営みの時間軸が、わかりやすい図面で紹介されていましたので、
 ご紹介します。 いわば、生命誕生から、生物の陸地進出ならびにオゾン層形成にり、生活圏が地全体に広がっていった「鉄の惑星・地球」での
 生命体の時間軸。 また、膨大な鉄鉱床形成を納得させてくれる時間軸でもあります。
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  5. 冬の夕暮れ 明石大橋に沈む夕日 この冬毎日の散歩でトライした明石海峡の落日 やつとこんなPhotoが撮れました
  
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愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター
   ◎第11回国際学術シンポジウム 「たたらの原世界 -日・中・韓の中世製鉄-」
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日本・中国・韓国の同時代のたたら製鉄の検討がレビューそこから見えてくるものは・・・・・?

  ◎ 中世中国の宋時代の製鉄 


◎ 中世韓半島 高麗時代の製鉄 主生産地は忠州地域


見るからに高さ約6m  炉底の内径約3m の巨大な製鉄炉  
炉壁は礫を積み上げた石張り炉
石炭を燃料に大きな鞴・送風管で大量の風を送込み、高温を作り出し、
鉄鉱石を高温溶融還元して、高炭素の溶融銑鉄を作る。 
製鉄炉のすぐ近くには炒鋼炉が配され、溶銑をかき混ぜ、
脱炭して、鉄素材を大量に効率よく作り出す。
加熱原料に石炭 大口径の送風力 粉状でない鉄鉱石原料 
これらの使用がこの巨体炉を支えていると感じました。

また、大量に量産される鉄は武器・実用鉄器ばかりでなく、
大型鋳物の文物が数多く作られている。このことにもびっくりした。
巨大炉は知っていましたが、捨身を交えての具体的な鉄づくり現場を
聞くのは初めて。そのすごさ 巨大さにびっくり。

代を引き継ぐ製鉄炉は 下部の炉底面周囲に割石を積み積み、
上部炉壁を積む際の支持帯を作って炉体を構築。送風は鞴。
送風管は破片のしか出土していないが、厚さ約1cm 
内径14〜cm 程度の大口径送風管が、1・2本が炉壁外から差込まれ、
高温操業による溶融痕跡が見られる。
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高麗時代後半 製鉄炉の高温操業・量産化対応の炉容拡大に対応する
石築型の新しい類型が現れた。炉の内径は約80cm。鉄炉の残存高さは
丘の上方にある送風施設までを基準とすると約240cm。
製鉄炉ならびに堤と呼ばれる石築 排滓関係施設、送風関係施設、
作業場などが残存。製鉄場全体が見え、燃料は木炭・原料は鉄鉱石。炉壁上部が壊されていることから、溶銑と炉内に鉄塊があったと推定される。
製鉄炉は私がイメージしていたほど大きくなく、ビックリ。
大型送風管による上吹きと石築で、高温を得て、炉容拡大対応できた
のだろうか? 日本の縦型炉の進化と同系とみることも?
  中世 韓半島のの製鉄炉操業は もっと中国の製鉄炉に近いと思っていましたが、 意外にも日本に近いのにビックリ。
 また、どちらも地域に応じた原料・装置に応じて進化して来たようだ。
 中国の巨大炉操業には 大型送管による上吹き送風とともに、石炭の利用がkeyだったのだろう。
 一方、韓国では石築による炉壁強化等で炉の保温・高温化で炉容拡大と量産化に対応を進めている。
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 ◎ 中世 日本の製鉄 主生産地は芸北・島根や(東北福島)に移り、近世の出雲 永代たたら製鉄の原型が形妻られて行く。
                これも 日本の地域特性への進化系である

    日本中世の製鉄の中心は 原料である使いやすい砂鉄 磁鉄鉱系からチタン系砂鉄の安定確保から、吉備 から、出雲・岩見・出雲へと
  移ったという。中世の製鉄遺跡は丘陵地を切削して作った平坦面に立地。
  炉容を拡大して生産量を上げるには、炉を高温に安定保持することが重要で、砂鉄を原料とする日本では送風を強化すると砂跌が舞い散り
  また、炉の内径をむやみに上げることもできない。箱型炉の形は砂鉄原料と炉幅・高さと鞴との絶妙なバランスで成り立っている。
  そして、炉容拡大には長さを伸ばし、鞴羽口を増やすことで、バランスを取っている。
  したがって、残された炉内高温確保と保持の道には 安定した砂鉄原料と炉底周辺の湿気による熱放散の防止であった。
  中世の日本では主生産地となった芸北・岩見で積極的に取り組み、日本独自の大型箱型炉ならびに大型箱型炉の下部構造を急速に進化させ、
  近世 出雲を中心とするたたら製鉄へとつないでいった。


  近隣する3つの国の同時代の製鉄技術の展開を一度に眺めることが出来た今回のシンポジューム。
  今まで自分がイメージしてきた思いが、随分違っているのにまずびっくり。
  また、それらの差が技術のスタ-トからの差異だとの思いもあったのですが、それぞれの地域の中で育まれた技術展開であった
  「石炭・大型上吹き送風技術あっての中国の巨大製鉄炉」・「大型上吹技術に石築の炉体強化技術あっての韓半島の石築製鉄炉」・
   そして、「砂鉄原料の安定活用の中できめ細かく炉内の高温安定をきわめた炉底下部構造を有する日本の箱型炉の展開」
  それらが、それぞれの国の中で編みだされた製鉄の進化系である。
  ルーツは一つながら、それぞれが出会い・育み、つないでいった技術であったと理解できました。
  私にとっては 本当にうれしいたたら製鉄探求の視点をあたえてくれたシンポジュウムでした。
  資料作成にあたり、今回のシンポジューム講演で映し出されたスライド ならびに予稿集から、写真や内容を抜き出し、
  使わせていただきながら、私の聴講メモと合わせ、私の聴講記録としてこのまとめを作らせていただきました。
  私的メモとして、記述内容 写真等借用・転記していますので取り扱いご留意いただきますようお願いいたします。

  また、たたら製鉄や日本の鉄の歴史など古代鉄研究のナショナルセンターとして この10年輝かしい成果を上げてきた
  この愛媛大学東アジア古代鉄研究センターが この4月1日から「アジア古代産業考古学研究センター」へと改組継承されるという。
 「鉄」の名前が消えるのは残念ですが、引き続き古代鉄のナショナルセンターとして、
  さらに新しい挑戦をされてゆくことを大いに期待しています

  まだ 日本の中世の製鉄をいれられず、中途半端ですが、今回のシンポの聴講記録を下記ファイルにまとめています。
  上記と合わせ一つに早急にしますが、ご参照ください。
    
       愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター
    ■ 第11回国際学術シンポジウム 「たたらの原世界 -日・中・韓の中世製鉄-」
       私的聴講 抜粋記録   by Mutsu Nakanishi

  
    2019.1.28. 松山へ行く高速バスの中でみた、今年初めて目にした雪景色です  松山道 吉野川サービスエリア周辺で 


 神戸須磨界隈の街歩き 相も変わらず 元気にCountry Walk を楽しんでます


いつも甲への里山の景色ばかり、ふっと神戸の港を歩きたくなって 今日のwalkを清盛が開いた兵庫津 兵庫港へ 2019.1.22.

. 神戸兵庫 「柳原えびす神社 新春 10日えびす」 2019.1.11 残り福を授かりに 今はやりの奉納マグロもみたくて

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★ ★  今月のhome page 更新記事 ★★ 


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1.  【和鉄の道・Iron Road】【PDF File】
 愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター
  ■ 第11回国際学術シンポジウム 「たたらの原世界 -日・中・韓の中世製鉄-」
     私的な聴講抜粋記録   by Mutsu Nakanishi
1. 「中国唐宋時代における製鉄炉」  李 映福   (四川大学) 
2. 「韓国における中世製鉄遺跡の検討
  -忠州・多仁鐵所地域を中心に-」
(中原文化財研究院)
3. 「報恩大元里遺跡の製鉄炉について」     朴  相賢  (湖西文化遺産研究院  )
4. 「中世における製鉄技術の革新と生産地形成」    角田 徳幸 (島根県埋蔵文化財調査センター
2. 【風来坊・Country Walk】 【PDF File・Photo Album】
 神戸白川峠 白川集落の里山 高御座山 二つの頂にある夫婦岩「雄高座・雌高座」walk
  須磨白川峠周辺は摂播の国境地帯 古くからある磐座  2019.1.17.
4. 【風来坊・Country Walk】【PDF File・Photo Album】
  暖かい冬の一日 ほっこりと
  清盛が整備した旧大輪田泊 兵庫の津 「兵庫の津」界隈 walk 2019.1.22.
1. 久しぶりに兵庫の港を歩く
2. ニットを着飾った「兵庫の津」界隈を歩く
ニットを着飾った新川運河プロムナードとニットの仏様 
3. 兵庫の津の今の海岸線 兵庫突堤から 港神戸を眺める
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6. 【From Kobe 2月 如月 節分 神戸便り 】
    春迎え2019 「福は内 鬼も内」
    ◎ 収録
  1. 日本各地に伝承されている鬼 鬼にされた愛すべき仲間の鬼たちに思いを寄せて
  2. 朝日デジタル 最近の縄文の捉え方に警鐘をならす編集委員・宮代栄一氏の記事 
     「縄文=ユートピア」はホント? 食料争奪の可能性/森林破壊も 2019年1月15日11時00
          「格差も戦争もない」本当? 縄文時代、見えてきた実態      2019年1月31日11時00分 
      最近語られる「エコロジカルな縄文人」とのイメージについて、違和感を抱く
    この記事に接してのIron road 発信の私の思い
 「和鉄の道・Iron Road」電子ブック 「和鉄の道2018」・「四季折2018」・「風来坊2018」 
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「和鉄の道・IRON ROAD」(2001-2017) 全掲載記事 LIST
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先頭に戻る   . 今月の掲載記事Photo抜粋 2019.2.5.更新 今月の掲載記事 2月の便り topへ 更新記事リンク .
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***  老齢の身には厳しい激動の時代 お互い笑顔で****
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 日々新た 今できることを精一杯 無理せずゆっくりと
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「まあええか 元気だして行こう」と励まして 
心は行ったり来たりですが、好奇心さえあれば・・・
.
 平和を願って  決意も新たに!!  
 ◆ 安里有土君の詩(20136.23.発表当時小学1年生.) 
   「へいわって すてきだね」
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 ◆ PDF Photo「 原爆資料館 & オバマさんの折り鶴」
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 ◆ 原爆資料館 映像展示資料 原爆を投下された広島
     
      
  平和憲法は日本の柱 平和憲法を守ろう
  国の大きな転換点 今 声を上げねば !! 

   平和を今 自分の頭で考えよう
    
        from Kobe  Mutsu Nakanishi

  困難の中に居られる方々にエールを!! 

 日々新た 今できることを 精一杯 無理せずゆっくりと
   
 いつも 思いをはせています。

 「忘れまい 忘れないで 仲間がいる
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      暖かい希望の輪がつながっていることを 」
 

 神共に居まして
 .
 得られるものを 変える「勇気」 .
.
 変えられないものを 
  受け容れる「心の静けさ」
.
 両者を見分ける「叡智」を 

   ニーバーの祈り より   .

  God be With you !!

 
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 参考   ジョージ・カーリンの名言
 「老いを楽しく生きるために」
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「ストレスをためずに100まで」と。
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 なかなかむつかしい時代。
  それだけに心に響く。
 また、仲間・家族がいるのはありがたい。  
 こちらも 同じだけ 意識せねばと…・

 ■ 要約老いを楽しく生きるために
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  ■ 動 画(WMV動画に変換
  “ Philosophy_For_ Old_Age.pps"
.
  ■ 紹介日本語訳全文

 一万年も平和な生活が続いた日本の縄文をユネスコ世界遺産に

  家族・仲間に思いを寄せつつ平和の願いもまたひとしお
  平和で穏やかな暮らしが ひろく行き渡るよう

  日本人の心の故郷「縄文」を世界の人たちに知ってもらいたい
  一万年も平和で豊かな生活が続いた時代
  世界に類のない日本の「縄文」そのエンジンは「他人を思いやる心」

   北東北・北海道の縄文遺跡を ユネスコ世界遺産に
       .  

◆ 日本人の心の故郷 縄文   ◆ PDF 縄文帰りの勧め ◆
.
  一万年も平和で豊かな生活が続いた世界に類のない日本の「縄文」社会 
  そのエンジンは「他人を思いやる心」だった。
   北東北・北海道の縄文遺跡を ユネスコ世界遺産に
  「北海道・北東北の縄文遺跡群」が
  2020年登録を目指すユネスコ世界遺産
 候補に選ばれました。

残念ながら2020年登録推薦から外れましたが、しっかり応援したい 
 
.


   ◆ 2月如月 春迎えのページ 編集後記
     なんとか 今年も2月 節分春迎えのページを作ることが出来ました。
    もっとも、今まで掲載してきた「節分の鬼」の再掲載。でも この時期やっぱり「鬼」がいないと気になって。
    もう 2月定番のIron Road の鬼 お許しを。
    まてた、掲載させていただいた愛媛大シンポ「たたらの原世界-日・中・韓の中世の製鉄-」ならびに、神戸の近隣walkも
    きっちり整理できず、PDF PHOTOアルバムでの掲載に。
    でも 色々ありますが、みんなに支えてもらいながら、元気にやっています。


     ◎ Iron Road の出会いの中で 積み残しになった縄文のこと 
  最近 朝日デジタルに立て続けに、上記のような見出しで、「縄文」プームの中、その捉え方に警鐘を鳴らす記事が掲載された。
 home page  Iron Road・和鉄の道で「縄文」について 発信している私にとっても、しっかり受け止めねばならぬ警鐘と捉え、
 記事を紹介するとともに、私の思いについて 書き記しました。
 詳細は省きますが、記事を読み、私の受け止めとして 抜き書した骨子は次の通り。

■ 2019年1月15日11時00分
「縄文=ユートピア」はホント? 食料争奪の可能性/森林破壊も

「縄文」が注目を集めている。
 東京国立博物館で昨夏開かれた「JOMON」展は35万人を動員。
 ネットなどでは「格差も戦争もない」「自由でエコロジカル」といった、
 理想郷のような見方も広がる。
.
 最近の研究から、縄文時代の「本当の姿」を考えてみる。
「もし、自分が『縄文時代に暮らしてみませんか』と聞かれたら間違いなく
 断ると思いますね」と県立郷土館の岡本洋学芸主査は話した。
.
「縄文の人々は火を放つなどして集落周辺の森林を切りひらいていたが、
 当時は自然破壊より自然の復元力がまさっていたので、回復していた。
 現代的な意味で、彼らが環境に優しい暮らしをしていたとは言えない
 と思います」

  ■ 2019年1月31日11時00分 
 「格差も戦争もない」本当? 縄文時代、見えてきた実態 との掲載記事
 最近語られる「エコロジカルな縄文人」とのイメージについて、違和感を抱く

「発掘調査の結果、津軽平野などの集落の集中場所では、集落の存続期間が短いものがあることがわかってきた。
 食料が尽きると、新たな資源を求めて集落自体を移転させていたと考えられるという。
 木の実を保存して通年の主食とした一方、大型獣からカエルまであらゆるものを食べて飢えをしのいだ。
 決して豊かな時代ではないんです。
 最近語られる「エコロジカルな縄文人」とのイメージについて、
 国立歴史民俗博物館の山田康弘教授は「違和感を抱く」と語る。
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 縄文時代の人口は少なく、最多の時期でも日本列島全体で26万人程度(人口密度で1平方キロあたり0・7人)に
 すぎなかった。「縄文の人々は火を放つなどして集落周辺の森林を切り開いていたが、
 当時は自然破壊より自然の復元力がまさっていたので回復していた。
 現代的な意味で、彼らが環境に優しい暮らしをしていたとは言えないと思います」

 近年は縄文好きのアマチュアが出す解説本も多い。
 阿部教授は「必ずしも理詰めで書かれていないが、専門家の本よりとっつきやすいのかもしれない。
 一般の人とを結ぶ役割を果たしてくれれば」と期待しつつ、「理想郷」のイメージが再び拡散することを危ぶむ。


読んだのはデジタル版の抜き書きで、意が十分伝わったかどうか、気になりますが、論旨はおおむね上記の通りです。

私も和鉄の道・Iron Road の中で「縄文帰りの勧め」「日本の心の故郷 縄文」「一万年も平和で豊かな生活が続いた世界に類のない日本の「縄文」社会 そのエンジンは「他人を思いやる心」だった」と何度も掲載しています、 
また、私にとって この2月はいつも今の暮らしや我々のルーツに思いをはせる時期でもあり、
自分自身の縄文に対する認識と思いを発信しておかねばと考えてこの文を書いています。

私も縄文の暮らしはこの朝日デジタルの記事の通り、
過酷で厳しい自然環境の中での生活だったことには異論ありません。
「縄文は厳しい暮らし」であり、「あんのんとした平和で豊かな暮らしが続いた」との認識はなし。
この厳しい暮らしの中で「共に生きる」の暗黙のルールの中で生き抜くことが出来たのが縄文だと。

現代人の暮らしをそっくり縄文に当てはめ、そこで暮らすなどと持ち出すことこそがおかしく、仮想現実の持ち込みだと

ところが、今の高度情報社会の行き過ぎの中で、現実をと仮想現実の境が無茶苦茶に混同破壊され、
その悪癖がそのまま我々の生活にも影を落としているのも事実。 
だからこそ なおさら 遠く離れたルーツまで遡り、社会を見つめることに大きな意義があると考えています。
地球環境が激変しする時代に生きる中で、格差・対立が激化し、戦争・核の脅威が日増しに高まる厳しい現実。
「あんとんとひとまかせ」の仮想現実にしがみつくなどできないとの不安がよぎる。
.
厳しい環境と苦難に何度も遭遇しながらも命をつなぎ、生き延びてきた人類
そして1万年の長き持続社会を繋いだ世界に誇る日本の縄文。
その「key」は何か????? 「相手を思い、助け合う共生 それが知恵・活力となり、永続の原動力」だという。 
「人類・縄文」を持ち出さなくても 近くは原爆・大震災。
そして日々の暮らしの中にもその証拠はいくつも見つかる。だが、今の社会ではそれがストレートに出せない現実がある。
そんなこともあたまにあって、バーチャルでなく自分の目で、
縄文が共有してきた理念・文化そして生き様を語り合いたいと「縄文帰り」「日本の心の故郷縄文」と呼びかけている。

世界に類のない日本の「縄文」そのエンジンは「他人を思いやる心」
北東北・北海道の縄文遺跡を ユネスコ世界遺産に

      2019.2.3. 節分に縄文に思いをはせて Mutsu  Nakanishi



春はもうすぐそこまで 
仲間がいる 仲間の元気を活力に!!
お互い 無理せず元気に前向いて 今日も一日 Good Day!

まだ好奇心もある 我が身の健康に感謝しつつ、また 一年
 互いスクラム組んで 前むいて 老いを笑顔で

2019.2.5.  Mutsu Nakanishi


 
【 2019年  2月  掲載記事のリンクリスト   2019.2.5. 】


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【和鉄の道・Iron Road】【PDF File】
  愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター第11回国際学術シンポジウム
「たたらの原世界 -日・中・韓の中世製鉄-」
     私的な聴講抜粋記録   by Mutsu Nakanishi  
1. 「中国唐宋時代における製鉄炉」 李 映福   (四川大学) 
2. 「韓国における中世製鉄遺跡の検討
  -忠州・多仁鐵所地域を中心に-」
(中原文化財研究院)
3. 「報恩大元里遺跡の製鉄炉について」     朴  相賢  (湖西文化遺産研究院  )
4. 「中世における製鉄技術の革新と生産地形成」    角田 徳幸 (島根県埋蔵文化財調査センター
 
1902matsuyamaweb.pdf
19iron01.pdf
【風来坊・Country Walk】 【PDF File・Photo Album】
       神戸白川峠 白川集落の里山 
高御座山二つの頂にある夫婦岩「雄高座・雌高座」walk
    須磨白川 峠周辺は摂播の国境地帯 古くからある磐座  2019.1.17.
1902myoutoiwaphoto.pdf
19walk01photo.pdf
【風来坊・Country Walk】 【PDF File・Photo Album】
        暖かい冬の一日 ほっこりと2019.1.22.
清盛が整備した旧大輪田泊 兵庫の津 「兵庫の津」界隈 walk 
1. 久しぶりに兵庫の港を歩く
2. ニットを着飾った「兵庫の津」界隈を歩く
ニットを着飾った新川運河プロムナードとニットの仏様 
3. 兵庫の津の今の海岸線 兵庫突堤から 港神戸を眺める
1902hyougonotsuphoto.pdf
19walk2photo.pd
【From Kobe 2月 如月 節分 神戸便り 】
春迎え2019 「福は内 鬼も内
       ◎ 収録
  1. 日本各地に伝承されている鬼 鬼にされた愛すべき仲間の鬼たちに思いを寄せて
  2. 朝日デジタル 最近の縄文の捉え方に警鐘をならす編集委員・宮代栄一氏の記事 
     「縄文=ユートピア」はホント? 食料争奪の可能性/森林破壊も 2019年1月15日11時00
          「格差も戦争もない」本当? 縄文時代、見えてきた実態      2019年1月31日11時00分 
      最近語られる「エコロジカルな縄文人」とのイメージについて、違和感を抱く
    この記事に接してのIron road 発信の私の思い
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fkobe1902.pdf

 


 

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2019.2.5. 更新    h3102.htm/  asahi-net.or.jp & infokkkna.com  by Mutsu Nakanishi