13. 【PDF 写真アルバム】
 縄文を代表する国宝「火焔土器」が出土した新潟県十日町市 笹山遺跡を訪ねる  2010.11.17.
1012uonuma00.htm   2010.12.15.  By Mutsu Nakanishi
 
 笹山縄文遺跡が埋まる丘陵地より信濃川越しに東頸城丘陵を望む 2010.11.17.
十日町市笹山遺跡出土 国宝の火焔土器
 【 PDF 写真アルバム 】
 縄文を代表する国宝「火焔土器」が出土した新潟県十日町市 笹山遺跡を訪ねる      2010.11.17.
日本有数の豪雪地帯 東を魚沼丘陵 西を東頸城丘陵に挟まれた中央の十日町盆地を信州から信濃川が南北に流れ下る。その魚沼丘陵に沿う信濃川河岸段丘の上に縄文人が豊かな縄文の集落「笹山遺跡」を作り、中部縄文文化を代表する「火焔土器」を育んだ。
きっと集落からは信濃川や上信越の山が見晴らせる素晴らしい丘に違いない。
また、十日町は日本有数の豪雪地帯冬へ向かう今
どんな暮らしが見られるかも楽しみ。
一度行きたかった十日町。現在は意外にも東京から2時間足らずで行ける。
上越新幹線越後湯沢から北越急行が魚沼丘陵をトンネルで横切り、
関西で抱く豪雪のの山深い郷のイメージはもはやどこにもない。
東京での集まりの翌日 11月17日朝 
上越新幹線に飛び乗って十日町へ行ってきました。

                        上越線 車窓から 越後三山 2010.11.17.
雨まじりの曇天の東京から上越国境を超えると「そこは雪国」ならぬ 真っ赤な紅葉に彩られた山間。そして 快晴の空に頭に雪を戴く越後の山並みがすぐそこ。本当に東京からすぐそこといった感じである。 越後湯沢で待ち受けた北越急行で魚沼丘陵の山腹をまっすぐ突き抜ければもうそこは十日町である。北越急行ができたおかげで 十日町も遠い雪国の山郷の感じはなくなったようだ。細長く伸びる魚沼丘陵と東頸城丘陵に両サイドを挟まれた街であるが、明るい街である。 
関西で抱いていた豪雪に見舞われる奥深い山郷とのイメージは一気に吹っ飛んだ。 
やっぱり 来てみないとわからないですねぇ・・・・。
時期的に豪雪の面影はないのですが、立ち並ぶ家並がどことなく違っている。
やっぱり 雪国の建物 出っ張りのない垂直な3階建。雪が覆い尽くす1階部はコンクリートでしっかり雪を防御している。
また、古い家並は 石組で組まれた土台で一段高くして 家が建てられ、 一階の窓など開口部には 横に板を渡しておおう構造になっている。木々の雪囲いも雪に押しつぶされぬようすっぽり板で囲むのである。
いま、ちょうど 冬への準備の季節。 多くの人が木々を含めて 家の周りの冬支度に忙しそうである。
家が豪雪の中に埋まっても 押しつぶされないような配慮がこんな姿を生むのか・・・・。 
こんな風景は初めて  関西人には雪の凄さは想像できぬ世界 やっぱりすごいなあ・・と。
 十日町から北 日本海側を眺める 左東頸城丘陵 右 魚沼丘陵     2010.11.17.
  縄文の火焔土器を出土した笹山遺跡は 右手 魚沼丘陵の丘の中腹に位置する。
    
    豪雪をさけるため、高い石組土台の上に家 窓には横板  新しい家の一階部は例外なくコンクリートで防御。
      木々には 板で木々をすっぽり覆う雪囲い  豪雪準備が進む晩秋 十日町の民家 2010.11.17.
.
縄文人が集落を作り、素晴らしい火焔土器を育んだ十日町の丘陵地
緩やかな傾斜地を登ると両側をなだらかな緑の丘陵に挟まれた平地を信州から新潟へゆっくりと流れ下る信濃川が見える。 
ゆったりとした穏やかな空間が広がっていました。
「冬の雪の凄さと雪のないときの穏やかな景色」十日町が見せる両極端の景色
こんな景色の中であふれ出るエネルギーを感じさせる火焔土器が育まれたと。
十日町の縄文の村 笹山遺跡の丘に座って 眼前に広がる里山とはまたちょっと違った穏やかな空間をしばし楽しんで帰りました
笹山縄文遺跡から出土した国宝の火焔土器とこの火焔土器を育んだ十日町の秋の景色をPDF写真アルバムにしました。


【 PDF 写真アルバム 】
 縄文を代表する国宝「火焔土器」が出土した新潟県十日町市笹山遺跡
  笹山遺跡 縄文館に縄文の火炎土器を訪ねる 2010.11.17.






     【 PDF 写真アルバム 】縄文を代表する国宝「火焔土器」が出土した新潟県十日町市 笹山遺跡を訪ねる 
 
.



  先頭に戻る
 
home page top 新着monthly page top 2010四季折々・from Kobe 2010たたら探訪 2010風来坊 風来坊 全file DOCK 全ファイル収蔵庫 top
.

1012uonuma00.htm   2010.12.15.  By Mutsu Nakanishi