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     4. 阿波 鍛冶工房から砂鉄が出土した弥生の大集落「矢野遺跡」を訪ねる 
       4.1.板野古墳群の山麓にある徳島県埋蔵文化財センターへ 
           4.2.鮎喰川の扇状地に開けた阿波王城の地 弥生の大集落 矢野遺跡のある国府地区へ
           4.3.「村から国へ」弥生の大集落 矢野遺跡のある国府walk 
           4.4. 阿波 弥生の鍛冶工房 矢野遺跡を訪ねる まとめ        鍛冶工房で出土した砂鉄の使い道は????

4.2. 鮎喰川の扇状地に開けた阿波王城の地 弥生の大集落 矢野遺跡のある国府地区へ   1003awa02.htm

      宮谷古墳から眺める矢野集落 写真中央が矢野遺跡周辺                 国府町矢野 矢野遺跡周辺Walk図
        矢野遺跡 竪穴住居跡                              国府町矢野 矢野遺跡周辺Walk図
吉野川の北岸にある埋蔵文化財センターから県道34号線をまっすぐ南へ。10分ほどで 吉野川を渡たる六条橋。ちょうど川のところが高くなっているので、南岸地区が見渡せ、道は南の丘陵地までまっすぐ続いている。前方の左手 右手から続く山並みの東端に形のいい山が見えている。この山が国府地区の西側を南北に連なり、古墳群が点在する気延山。
この山を南に回りこんだところが、鮎喰川の扇状地に開けた国府 矢野地区である。まだ 随分向こうに見える。
吉野川南にかかる六条橋南岸から吉野川南岸地区を眺める 
左側西端に見えるのが気延山
六条橋から見る吉野川下流

六条橋南端から南側の眺め
左手には広大な徳島平野の町並みが続いているが、この辺り古代には吉野川の河口地区。幾筋にも分かれた暴れ川吉野川の中州が広がり、その向こうは大海原。現在の徳島平野の中心部はまだ広い海だっただろう。
気延山から東西に伸びる丘陵地に向かって石井の町並を通り抜け、飯尾川の橋を渡る頃には気延山の山並が随分近づいた。
橋の左手はもう国府地区の一角である。 
少し南まで行って 気延山の山裾に沿って走るJR徳島線を渡ったところでT字路になり、左へ曲がると気延山の山腹がすぐ前方に。 
 山裾を峠で乗り越えると 192号線の交差点手前のT字路で、ここに考古資料館・阿波史跡公園の案内標識があり、
 ここを南におれるとまもなく気延山の山並みを背に大きな駐車場のある立派な考古資料館が建っていました。
 考古資料館のすぐ西の気延山の尾根筋に矢野古墳があり、左には矢野の集落からさらに徳島平野の町並みが続き
 その背後に徳島の象徴眉山が見えている。
 
         気延山の山裾に建つ徳島市立考古資料館          眉山を背後である矢野古墳横から見る考古資料館・矢野集落
  考古資料館に行くと「神戸からようこそ」と大歓迎。
 「この考古博物館の東側一帯が矢野銅鐸などが出土した弥生の大集落。この考古博物館に出土品など展示しています。
  気延山の山裾 すぐ裏の丘を登ったところが矢野遺跡。 石室の中が見られるので ぜひ。
  また 南へ少し行ったところの歴史史跡公園の中に大和との関係が深い前方後円墳宮谷古墳があります。 
  まず 展示をみて それから まわってください」とアウトラインをガイドしてもらった。 
  この考古資料館にはこの地矢野遺跡を中心とした鮎喰川流域の弥生の大集落遺跡群と気延山古墳群が
  パネルと出土品展示でわかりやすく展示されていました。
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 徳島市立考古資料館 展示

村から国へ  鮎喰川流域の弥生の大集落遺跡群と気延山古墳群


 


展示されていた遺物・パネルを並べましたが、順不動です 
展示を見終わって一番行きたいのが、矢野遺跡の中で 砂鉄が出土した鍛冶工房の場所 そこに立ちたいのです。
どこか ご存知ですか・・・」と声をかけると、「鉄の話はよく知りませんね。今日は館長が留守でよくわからぬ」と。
「資料に銅鐸出土地から南へ200mほどの場所と記載されているのですが・・・ 」というと「それなら判ります」と地図のコピーに目印とルートを書き入れ、国分寺を含め この矢野遺跡周辺の古墳や遺跡についてもう一度解説しながら walkingマップを完成させていただきました。本当に感謝。おかげで、スムースに矢野遺跡周辺のwalkを楽しめました。
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1003awa02.htm   2010.3.5.  by Mutsu Nakanishi