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【2009和鉄の道】  初秋の青森・秋田風来坊 【1】
    10. 青森 初秋の風物詩 岩木高原「嶽キミ」Walkと三内丸山遺跡「縄文のお月見
1.青森 初秋の風物詩 岩木高原「嶽キミ」Walk 2009.9.4.& 9.5.朝    〔0910aom01.htm〕
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1.  弘前から岩木高原「嶽温泉」 ・津軽冨士「岩木山」へ
  
            青森空港から弘前へのバスから眺める岩木山  2009.9.4.

9月4日朝 伊丹から、8時10分の青森行。 がら空きの予想に反して空席がなくなってきて 前日あわてて席を確保しましたが、1席空席があり、前日予約の航空券をキャンセルして、無事シルバー特割のチケットを確保。
大阪は晴れているが、予報では東北はぐずついている。
まあ 今回は久しぶりに三内丸山遺跡のお月見に参加するのが目的なので、天候に合わせて風来坊。

今日は岩木山山麓 嶽温泉に宿も確保してあるし、岩木山や白神の山々をバックに気楽に津軽秋の風物詩 トウモロコシ「嶽キミ」と
真っ赤なリンゴが実る畑を眺めながら岩木高原の街道筋が歩こう。でも 天気がよければ、岩木山にも登ろうと。

予定通り、9時45分青森空港着。天候は曇り。 
岩木山の姿を気にしながら 弘前行のバスに乗り、弘前からバスを乗り換えて岩木高原へ向かう。約2時間ほどの行程。
青森空港から、丘陵地の林の中を西へ丘陵地を抜け津軽平野 浪岡町の国道に出ると正面右手 田園地帯の向こうに頂上部を雲の中に
突っ込んだ津軽冨士「岩木山」が見える。久しぶりの岩木山との対面 私の好きな山の一つである。
山裾も霞んでいるが、山肌をジグザクに登るスカイラインの終点8合目あたりまでは展望が利きそうである。
展望が利きそうであれば、そのまま岩木山へと。

弘前で岩木高原枯木平行のバスに乗換え、まっすぐ岩木山へ向かって西へ。
弘前の街を抜け、岩木川を越えると岩木山山麓の丘陵地。リンゴの林が出迎えてくれるが天気が怪しくなり、
だんだん周囲は霧に包まれ、岩木山の姿も見えなくなる。
 
弘前の駅前周辺
岩木川を渡ると岩木山山麓 リンゴ畑が出迎えてくれる

リンゴの林を抜け、津軽神社のある百沢温泉は霧の中 いつもなら 右手にトウキビの畑と岩木山 左手に白神の山々が眺望でき、
松並木の街道筋のところどころに「嶽キミ」の直売場の旗がひらめくる素晴らしい高原のドライブウエイなのですが、良く見えない。
弘前から約1時間 昼時に見覚えのある嶽温泉の広場でバスを下車。 
目の前が今日泊まる宿である。 広場の上に岩木山が見えるのですが、良く見えず。
広場の土産物屋で、山から下りてきた人たちがかじりついている「嶽キミ」に眼が行って私も一本。
「午前中、頂上は360度 雲の間から展望が開けていた。」と聴いて、「まあ 霧でいいから、八合目まで登山バスで登ろう」と
帰りの嶽温泉の道を教えてもらう。

岩木山山麓 岩木高原 嶽温泉広場     2009.9.4.

自動車専用道路 岩木山スカイライン  2009.9.4

時間が遅い平日なので登山バスは貸切状態。運転手さんにも「頂上まで 天気もつかなあ。。。」と言われながら
ジグザクの道をどんどん登ってゆく。
登るにつれ 霧の向こうに白神の山々と日本海側の海岸線がうっすら見える。
でも 2つほどジグザグを登るともう霧で何も見えなくなった。 
霧が薄くなったり、濃くなったり20分ほどで 8合目駐車場につく。 
見慣れた八合目の案内板がみえるが、岩木山の山体は霧に包まれているが、ラッキーなことに雨はふっていない。
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岩木山スカイラインから眺める白神の山々と日本海側の海岸遠望  2009.9.4.

岩木山スカイライン終点  岩木山八合目には 雲がどんどん降りてきて ほとんど周囲が見えない  2009.9.4.  
前に何度かこの八合目から岩木山へ登ったことがあるので霧に包まれているが、
登山道に不安はない。
八合目から1時間ほどで頂上である。
また、9合目の鳥海火口まではリフトもあり、
そこからごつごつした岩の間を登れば頂上である。
霧がどんどん降りてきているが、行けるところまで行こうと頂上への登山道へ入る。  
9合目までは 草木に包まれた林の中の道である。視界はまったく開けず、周囲の山も霧に包まれてしまう。 
霧がだんだん深くなり、ポツポツ雨混じりになり、雨具をつけて登る。
 
霧が深くなったり、ちょっと薄れたり。 
そんな中 登山道の脇に白い花が美しい。

岩木山スカイライン 岩木山八合目登山口 2009.9.4.

八合目から九合目への登山路で  2009.9.4.
雨混じりの登山道を登りきると9合目 
鳥海噴火口の縁にでて、右から鳥海山頂上部にあるリフトからの道が合流する。霧雨の中 周囲はまったく何も見えない。 ごつごつした岩山の間を岩木山の頂上へ向かう登山道がうっすら見える。
もう、少し登ろうと岩の間の道を登るが、まったく何も見えず、風と雨が強くなる。


岩木山9合目 鳥海火口周辺  2009.9.4.  鳥海山リフトとの分岐

 雨風が強くなる中 九合目からの登り 2009.9.4.
薄腰登って雨が小降りになるのを期待するがダメ。土砂降りの中 頂上から降りてくる人たちも頂上はダメという。
結局 避難小屋の手前まで行って引き返して、8合目の休憩所に入る。次々と降りてきた人が着替えをする。
天候は回復しそうにないし、バス待つにしても時間がある。嶽温泉への道を雨の中 歩くのもいややなあ・・・と思案。
着替えを済ませたグループのラウンドクルーザーに下まで乗せてもらっておりました。

8合目 駐車場から白神方面の展望 霧雨でうっすらとしか見えず  2009.9.4.
ラウンドクルーザーに乗せてもらって ジグザグのスカイラインを下る中も霧の中 雨でしたが、
スカイラインりのゲートに近づくにつれ、視界が利くようになり、ゲートを抜けると雨もあがったので、
下ろしてもらって嶽温泉まで歩く。
本当に山の天気はわからない。振り返って岩木山を眺めるがやっぱり霧の中で姿は見えず。
正面の白神方面が霧から抜け出て姿をあらわし、雨上がりの美しい高原の景色。
弘前・嶽温泉と鯵ヶ沢を結ぶ岩木高原の街道との十字路の所に「嶽きみ」の直売場 
そして その後ろに嶽キミの畑が延々とつづいていました。岩木山秋の素晴らしい景色です。


岩木山スカイライン入口周辺からの雨上がりの西目屋村・白神方面の展望  2009.9.4.

岩木山スカイライン入口 周辺  2009.9.4.

岩木高原 スカイライン周辺 街道筋の山麓斜面に広がる嶽きみ・トウモロコシ畑  2009.9.4.

直売場に入って、また嶽きみを試食。甘くておいしい。生でも食べられるが、ゆでるのが一番。
さっそく 前にも好評だった嶽きみの宅急便 孫たちへ送る。

すぐ 横で 爺さん・婆さんが、取れたての嶽キミを剥いていて、
「クール宅急便代のほうが高いなあ・・・」というと取れたてが一番で 味を保存するため、クール宅急便で送る。
これがこの嶽キミ農園の自負やという。この直売場はすぐ西側に広がる枯木平の農園で、
この嶽温泉周辺の山麓斜面で栽培されるとうもろこしは寒暖の差がきつく、その岩木高原の気候が甘い嶽キミを育てるという。

なんせ 青森で「岩木山に行ってきた」と言う度に 「嶽キミ」食べてきたか? と尋ねられる青森の秋の風物詩。

やっぱり、秋 青森へくると この嶽キミに出会えるのも 楽しみのひとつである。

                                                スカイライン角の嶽キミ直売所 2009.9.4.
午後3時 まだ早いが、嶽温泉の宿にチェックインして 温泉に入ってから 岩木高原の街道筋をぶらぶらすることにする。
もう一本もらって、かじりつきながら、嶽温泉に向かう。
山は土砂降りでしたが、嶽キミと霧雨に煙る久しぶりの岩木高原に気分はルンルン。
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0910aom01.htm    2009.10.5.  by Mutsu Nakanishi