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New Page 2008年 2月  from Mutsu Nakanishi

  h2002.htm   2008.2.5. 更新  ホームページを更新しました.    
節分の朝 雪で真っ白
 ラグビー観戦にはまっています
 大阪 狭山池 1500年前に作られたダム湖 この堤もそっくりそのまま
2月になって、寒い日が続いています。お変わりありませんでしょうか・・・
2月3日 節分の朝 家の周りは雪景色。
地球温暖化の影響かもしれませんが、めったに雪を見る機会も減ってしまいました。
1月は 神戸で「穴熊」になっていましたが、元気なのが取りえ「今 しかない」と
また、動けるときにできるだけ動こうと思っています。
神戸では 1月17日 阪神淡路大震災13年目に当たり、数々のイベントが行われました。
震災の傷跡をめったに目にすることも少なくなり、
「震災の記憶を風化させてはならない」の声もだんだん消され勝ち。
 「忘れてはならないもの」そんな意識をしっかりしておかねば・・・・
 ルミナリエに集まる人たちの中 この灯を消してはならないの高まりがあり、
また 震災の話がはじまると あっちでも こっちでも 「ひとつの輪」になれる。
経験者が多い間にこの「輪」が生活の知恵に継承されてゆくことが、
一番大事になっています。 
一番心配なのは、「古いものに縛られては、何もできない」とばかりに、今流行の即決
議論の中に埋没してしまうこと。まあ、年寄りが考えるのは そんなことですが・・・・
1月17日 阪神淡路大震災 13年
 「追悼の祈り」
震災記念聖堂 神戸聖ヨハネ教会で

また、新しい年になって、 大学時代の友が一人亡くなりました。
頻繁に出会っていたというわけではありませんが、自分を理解してくれるかけがえのない友が、仕事を終えて やっと ゆっくり語り合えるようになったのに、あっけなく逝ってしまいました。
友人が言うには 身近で 本当に心細くなるなあ・・・と。
「でも、向こうに沢山 友がいるのだから」 元気出してと思うようにしようとしています。
年の初めをはさんで、2ケ月 ホームページ ほったままでしたが、やっと更新ができました。
相変わらずですが、暇な折にでもごらんください。

                2008.1.5. 神戸にて   Mutsu Nakanishi


 2008年1月 「動」風来坊 をスタート
■ この1月  ラクビー観戦にはまっていました
■ 古代 土木技術のモニュメント 約1500年前に作られた巨大なダム湖 狭山池 
■ 山口の萩焼の田中講平さんの作陶展 「萩 田中講平 作陶展」 横浜高島屋で開催
■ 今月更新のホームページ 概要
  ● 南ドイツの古い町並みクリスマス市のツアーにいってきました  2007.12.4.-12.10. 
  ● たたら遺跡のルーツを探して
    愛媛大学 成都平原の古代製鉄遺跡 日中合同発掘報告 シンポジュウム
   ● From Kobe 思いつくまま 2月
           2月3日 節分に鬼を思う 「日本人の祖先の一部 節分の鬼」
     ●「和鉄の道 Iron Road  たたら製鉄遺跡を訪ねて 」 2007book 作成(PDF file)
■ この1月  ラクビー観戦にはまっていました

   神戸 ウイング スタジアムで  ラグビー トップリーグの試合を観る 2008.1.

2008.2.3. 雨で生駒が煙る中 花園ラクビー場で

この1月 高校時代の仲間に誘われて、久しぶりに 「ラクビー トップリーグ」を数試合観戦しました。
バスケットボールで いつも よたよた走って 跳ね飛ばされてばかりいた時代が僕にもあったのですが、その中で得た快感みたいなものが、呼び起こされています。往年の名選手に重ねながら 人と人がぶつかりあうプレーに、若い血がさわぐというか 野球やサッカーにはない魅力を感じています。 
昔 「男と男のぶつかりあい」それが魅力。ほかでは味わえないと花園によく通いましたが、ここ十数年 グランドで観戦する機会もなく、そのままになっていました。赤 えび茶 緑に そして黒のジャージに昔のチームをダブらせながら、楽しんでいます。

友人は今も「赤パン」でプレーする根っからのラクビー好き。グラウンドで繰り広げられるプレーの解説や往年のいろんな選手のプレーなどに花を咲かせながらの観戦。試合が終わると これをさかなに一杯も楽しく、ラグビー観戦の面白さにはまっています。
ラクビー人気もサッカーに押されて、下降線と思っていましたが、往年のラガーマンの厚いのにはびっくり。また、観衆も本当に熱心
なんといっても ラクビー通の多いスタンドの熱気も魅力。
かつてのトップチーム 神戸製鋼は若返りの真っ最中。残念ながら優勝できませんでしたが、平尾総監督が帰ってきて新しいチームづくり。
近鉄も次から久しぶりにトップリーグに復帰。 また、楽しみが増えた1月でした。 

■ 古代 土木技術のモニュメント 約1500年前に作られた巨大なダム湖 狭山池 
  その堰が今もしっかりと堤を支えています
1月31日古代史の仲間と「発掘された日本列島2007」展が開催されている近つ飛鳥博物館とともに狭山池博物館 弥生文化博物館の3つの博物館をめぐるバスツア。
「発掘された日本列島2007」展は昨年6月から日本各地を回って、最期の開催地が大阪。
すでに、この展覧会の図録を買って、幾度となく読んでいましたので、フレッシュな秦発見の感じはあまりしませんでした。
縄文土器のすばらしさは相変わらず。 でも 北海道で出土した縄文時代の子供の五本指がきっちり、縁取られた手形にはびっくり。また、
水晶を細工した縄文人の石器をはじめてみました。 淡いピンクがかった鏃には引き込まれました。
でも、水晶はサヌカイトのようにスパッと割れず、細工がしにくく、あまり数は多くないようです。
また、弥生文化博物館の「大阪の地域展」には 尼崎大物遺跡から出土した遺物の数々。そして また 17世紀の外人が書いた地図に大阪・堺とともに「尼崎・AMAGASAKI」が 地図に記されていました。
鎖国の時代に、故郷の地が広く 外人にも知られていたこと初めて知りました。
なんといっても びっくりしたのは 狭山博物館。 以前から一度行きたいと思いながら行けなかった狭山池。
約1500年前に高さ10数メートル築かれた堤がその中に埋め込まれた樋とともにそっくりそのまま残っている。
しかも、この堰はほとんど粘土といっていい細かい土をつき固めて、幾重も積み重ねて作られている。
「土だけで、よう 持つものだ」とびっくり。
もっとも それはそれで、きわめて緻密な技術が使われていると学芸員の人から教えてもらいました。


現在の狭山池と巨大な堰 2008.1.31. 写真奥に葛城・金剛の山並み

平成の大改修前の狭山池      平成の大改修後の狭山池  狭山博物館に展示されている堰の実物断面
狭山池は、池の東奥遠くに葛城・金剛山を眺める丘陵地の二つの谷の間を流れる川の間をせき止めて作られた大阪狭山市にある日本最古のダム式ため池。7世紀前半(616年か?)に築造されたとされ、『古事記』・『日本書紀』にもその名が記されている。
8世紀、行基13世紀、重源による改修など幾度となく改修が重ねられ、平成の大改修)でダム化するとともに、池の周囲は公園として整備されいてる。
1988年 平成の大改修時に樋や堤体の構造が、詳しく調査され、東樋の年輪年代測定結果から、7世紀前半につくられた日本最古のため池であることがわかった。
また堤体の盛り土が幾層にも積まれ、その1部に植物層を含む層があることが判明し中国や朝鮮から伝わった敷葉工法(しきはこうほう/葉のついた枝を土留めに使う工法)が用いられていることがわかった。

どうしても 建築物や出土した遺物に古来からの日本人の知恵・技術を見がちですが、一度 ぜひ出かけていってみる価値のある古代の土木技術のモニュメントです。


■ 山口の萩焼の田中講平さんの作陶展 「萩 田中講平 作陶展」 
 陶芸に興味ある方 ぜひ 一度 お出かけを
 
写真は本年の新作「翔」
    「 萩 田中講平 作陶展」 横浜

   期間 2月13日(水) → 2月19日(火) 
   場所 横浜タカシマヤ (高島屋)  7階美術画廊 
    午前10時〜午後7時30分
    最終日は午後4時で閉会 
        横浜駅西口 横浜市西区南幸 1-6-31 
            Tel: (045)311-5111 
   ■ 横浜高島屋 催し案内
   ■ 作品集が見られる田中講平さんのホームページ
       萩焼 陶房葉月 田中講平さんのホームページ  
        
   【田中講平作陶歴 クリックで拡大できます】

 

山口の良い仲間に加えてもらっている 萩焼陶 芸家の田中講平さんが、2月13日より、横浜高島屋で作陶展開催。
萩焼と磁器両方の世界にたけた田中さん  昨年 萩焼の陶芸家を中心とした「日本工芸会 山口」の記念大賞を受賞して 
ますます円熟 新しいものにも挑戦。 萩の七化け」と言われる萩特有の持ち味と「優雅」を作品に求する萩焼 陶芸家。
伝統の萩焼に加え、独自のオブジェ作品も併せて 壷・花生・茶陶作品を中心に食器類を加えた新作100余点の出展です。

萩焼に興味のある方 お近くの方 是非 一度 足をお運びください。
自分ひとりだけの愛用品がみつかるかも・・・・・ 

                                                                                  2008.2.5.  by  Mutsu Nakanishi
 

    
 From Kobe 2月    
 2月3日 節分に鬼を思う 「日本人の祖先の一部 節分の鬼」
2 月になって、寒い日が続いています。新しい年になって あっという間に2月です。 1月は「穴熊」 いままに、冬眠。そろそろ 動かないとと・・・・今年の抱負・目標は・・???などと聞かれることもななし。 そうや 今年は「動」ただひたすらに・・・・と。
暗い話ばっかりでいやな時節ですが、今年も精一杯 「動 」 これしかないなあ・・・と。
2月3日は節分。
この時節になると「鬼」の話が話題になる。「鬼」というと日本各地には「鬼伝承・伝説」があって、「いい鬼」・「悪い鬼」が話題になる。今日もラジオでは節分で豆をまくのに「福は内 鬼も内」と豆をまく里を紹介しています。

この「鬼」とは何者なのか 「鬼」の名前には、かつて「製鉄」の集団」と関連したところが多い。
「鉄」の生産活動が、周囲に数々の文化を伝え、生活環境を変えていったため、「いい鬼」「悪い鬼」がおり、また、その地の「開拓神」として、祭られることもある。数々の伝承・伝説とともに日本各地に「鬼」の名前のつく土地・山が残る。
幾度となく訪れた東北の各地で、その土地の人たちの「蝦夷」と呼ばれた時代の人たちへの強い愛着と近親感に出会って、強烈な印象と新鮮な驚きを受けたことがあり、この時期「鬼」の話になるといつも気になるのが、東北の「鬼」。

新しい年になって「今年は・・・」と自分を省みる時期とも重なって、毎年 この「鬼」なについて、思いをはせる。
そんな折、今年は1月10日 朝日新聞に「祖先たる『蛮族』蝦夷」と題して、「古代東北の「蝦夷」と呼ばれた人々が異民族でなく、
日本人の祖先である」とわたしたちを呼び起こす記事を読み、一気にまた、東北の「鬼」に頭が行きましたので、あわせて紹介します。


青森の岩木山(巌鬼山)の山麓にある鬼沢集落は「鬼の里」を名乗り、鬼神社を祭り、「鬼の里 鬼沢」のねぷたが弘前の街を行く。
また、東北の背骨奥羽山脈は「北上(日高見)の鬼」と呼ばれる「蝦夷の族長 アテルイ」の領地。
ここでは、自分たちのルーツとして 連帯・近親感を持って、熱く熱く語られる。
岩手県民総参加で創られた長編アニメ映画「アテルイ」では「アテルイは親・兄弟を愛し、美しい自然を愛すために生きた。
21世紀の人間がどう生きるかという大切なメッセージがある 」とメッセージを送り、北上市の市民憲章には「 あの高嶺 鬼住む誇り 音の瀬音 久遠の賛歌 この大地燃え立つ命ここは北上」と歌う。

関西や西日本の「鬼」 丹後大江山・鳥取大山(伯耆溝口)・岡山吉備 鬼ケ城の鬼 等々退治される鬼とは対照的である。
冷静に考えてみれば、この「鬼」 関西人の僕らにとっても 同じルーツ・仲間なのです。
どうも 都に近いところで育ったものと地方の人たちの意識の違いの大きさに戸惑いを覚えたことがありました。
今の「東京・大阪」と「地方」の違い そっくりそのままではないでしょうか・・・。若者と年寄り 大企業と中小企業の構図も。
中央一辺倒の流れが続く今、地方に目を向け、目を凝らさないとこの意識の違いや全体が見えないのでは・・・
切捨ては 効率でかっこよく写るのですが、 必ず 行き着く先は 行き詰まること歴史が示している・・・。
あまりにも悲観的なのですが、その貧乏くじをひくのも・・・。 
その時 自分の身に起こるまで気がつかぬのでは、あまりにもさびしい。
全体を揺るがす逆風を経験したことのない日本の中央では足元が見えず、しかも、リーダーお任せの無責任な時代
ちょっとは 地方の意識にも 耳を傾けないと 自分の足元がぐらついていることに気がつかない。

年が変わり、節分の時節「鬼」が話題になるといつも 東北の「鬼」を思い出しながら、自分を振り返りつつ、こんなことが気になります。また、中央の論理で議論されている道州制が 東北では仙台へ向かう東北各地からのきめ細かい高速バスネットワークを始め、
東京に向かうのではなく、仙台を東北の中核都市とした人・物の動きが大きな流れとなって進行しているという。
同じ流れは 西の福岡でも始まったと・・・・。
中央では見えぬ21世紀の新しい胎動が始まっている。これは 中央が動いても もうつぶれない流れ。
何でも東京 そして 関西ではないし、すでにその間に 名古屋が割って入り、仙台・福岡で新しい動き。
おりしも、人の意識はすでにインターナショナルな日とも急激に増加。
TV ・映画では 僕らはまだ外人と思っている人が、日本語をしゃべり、若い人たちはコスモポリタンに。
古代に起こった新しい国づくりの胎動が 今21世紀の胎動が起こっている。

本当に 地球に優しい 地球人の時代が来るように
ヨーロッパも、日本と同じかと思いましたが、、そうでもなく、ゆったりとした時間が街に流れている。
アメリカだって、救いはある。ゆるやかに大河が流れるように 地道に時代が流れていると感じました。
「ただひたすら 動 」
もっとも 好き勝手に 思いつくまま 気の向くまま かもしれませんが・・・

                                       節分の「鬼」に思いを寄せながら・・・
                                    2008.2.3. By  Mutsu Nakanishi
 
 和鉄の道 Iron Road 【2】 製鉄遺跡探訪 2001 & 2002上 
     10.日本各地の鬼伝説  鬼伝承の鬼は本当に悪者か???  2003.2.3.
 和鉄の道 Iron Road 【1】製鉄遺跡探訪 1995.10.-2000.5 
      8.弘前ねぷたと岩木山北麓 鬼伝説の里 鬼沢 鬼神社・十腰内 巌鬼山神社を訪ねて  2000.8.4.
  和鉄の道 Iron Road 【4】  製鉄遺跡探訪 2004 
      6.蝦夷の鉄・東北 和鉄の道  東北地方 和鉄の道 9編 取りまとめ  2004.1.18.
                         http://mutsu-nakanishi.web.infoseek.co.jp/iron/4iron06.pdf
  和鉄の道 Iron Road 【6】   たたら遺跡探訪 2006
      3.蝦夷の雄「アテルイ」の足跡 「清水寺・将軍塚」  2006.2.9.
                            http://mutsu-nakanishi2.web.infoseek.co.jp/iron2/6iron03.pdf

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●  ホーム ページ更新記事の概要  (2月5日更新)
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2月掲載した新しいページは下記の4件です。


1.  口 絵  和鉄の道 Iron Road 2007 【7】
  1. たたら製鉄の原点を探して
  2. たたら炉の製作過程 古代のたたら炉の製作過程
  3. 古代製鉄炉の変遷   たたら炉の大きさと構造の変遷
  4. 8世紀 モデル化された量産古代製鉄炉を完成 地方拠点に大製鉄コンピナートが出現
  5. 和鉄の道 古代大和への道  北:淀川・木津川 西:大和川 南:紀ノ川

2.  愛媛大学で「中国西南地域の鉄から古代東アジアの歴史を探る」シンポに参加して    日本のたたら製鉄の源流を考える 
  ヒッタイト・ツタンカーメンの鉄そして四川をつなぐ西南シルクロードがたたらの源流??? 
  1.朝日新聞が伝える「四川省成都高原の古代製鉄遺跡の日中共同発掘調査」の意義
  2.東アジアへの製鉄技術の伝播 年表調査 まとめ 日本のたたら製鉄のルーツを求めて
  3.四川省 成都平原で発掘された古代の製鉄遺跡 愛媛大古代東アジア研究所・中国合同調査報告
    愛媛大学 東アジア古代鉄文化センターシンポジューム 参加 聴取概要 2007.10.27
  4.和鉄の道  たたら製鉄の源流を考える
    ヒッタイト・ツタンカーメンの鉄 そして四川をつなぐ西南シルクロードの塊錬鉄がたたらの源流 ???

3.  南ドイツ クリスマス ツア 見て歩き  (2007.12.7.&12.8.) 
    ●ドイツ 中世の町並みと2007年クリスマス市を楽しみました 
    ●鉄の故郷 南ドイツ ロマンティック街道の宝石「ローテンベルク」  
       中世の街並を飾るマイスターの作る飾り鉄看板と鍛治屋敷 walk

4  .From Kobe 2月    日本人の一部  節分の「鬼」  2008.2.3.




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■ 和鉄の道 Iron Road   たたら遺跡探訪
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1. 口 絵 和鉄の道 Iron Road 2007 【7】

      1. たたら製鉄の原点を探して 中国古代の巨大製鉄炉と中国西南部の重要性
  2. たたら炉の製作過程 古代のたたら炉の製作過程
  3. 古代製鉄炉の変遷   たたら炉の大きさと構造の変遷
  4. 8世紀 モデル化された量産古代製鉄炉を完成 地方拠点に大製鉄コンピナートが出現
  5. 和鉄の道 古代大和への道  北:淀川・木津川 西:大和川 南:紀ノ

 Iron Road 和鉄の道【7】 2007年総括版を作成。2007年訪ねた製鉄遺跡などから、上記4件の写真を口絵にしました
成都高原で出土した古代中国の巨大製鉄炉
2. 愛媛大学「中国西南地域の鉄から古代東アジアの歴史を探る」シンポに参加して
   日本のたたら製鉄の源流を考える
   ヒッタイト・ツタンカーメンの鉄そして四川をつなぐ西南シルクロードがたたらの源流??? 
   愛媛大学 東アジア古代鉄文化センターシンポジューム
   「中国西南地域の鉄から古代東アジアの歴史を探る 鉄の起源を求めて」 に参加して

    1. 朝日新聞が伝える「四川省成都高原の古代製鉄遺跡の日中共同発掘調査」の意義
  2. 東アジアへの製鉄技術の伝播 年表調査 まとめ 日本のたたら製鉄のルーツを求めて
  3. 四川省 成都平原で発掘された古代の製鉄遺跡 愛媛大古代東アジア研究所・中国合同調査報告
    愛媛大学 東アジア古代鉄文化センターシンポジューム 参加 聴取概要 2007.10.27
  4 .和鉄の道  たたら製鉄の源流を考える
    ヒッタイト・ツタンカーメンの鉄 そして四川をつなぐ西南シルクロードの塊錬鉄がたたらの源流 ???

愛媛大学で「中国西南地域の鉄から古代東アジアの歴史を探る」シンポに参加して、中国古代の北西部を行くシルクロードともうひとつ最古の道西南シルクロードが西あり、アジアで生まれた鉄の伝播ルートとして、この西南シルクロードが重要ではないか・・
特にヒッタイトの鉄 塊錬鉄の痕跡が国家統制の下で中国で溶融銑鉄法が広くいきわたる前の中国西南部に色濃く残っていると聞く。
日本で製鉄が始まる5世後半から6世紀までの空白を埋める中国古代の製鉄の歴史 鉄器伝来から製鉄開始まで800年もかかった日本のたたら製鉄。 当時 東アジアでは消滅している塊錬鉄法がたたら製鉄で忽然と現れたこのたたら製鉄ルーツの謎が解けるかもしれないと胸わくわく。

このシンポジュームの話を中心に西南シルクロードとそこに咲いた長江文明など調べて たたら製鉄・塊錬鉄について整理しました。
また、中国漢代の巨大製鉄炉がそっくりそのまま出土。半信半疑だった中国古代の溶融銑鉄法にびっくりです。
東西のアジアを結ぶ西南シルクロード
「中国西南地域の鉄から古代東アジアの歴史を探る」
愛媛大学シンポ   2007.10.27.

3. 南ドイツ クリスマスツア 見て歩き
  鉄の故郷 南ドイツ ロマンティック街道の宝石「ローテンベルク」 (2007.12.7.&12.8.)  
  中世の街並を飾るマイスターの作る飾り鉄看板と鍛治屋敷 walk
 

昨年12月 クリスマスの装いをした南ドイツの中世の街並みをめぐるツアーに
家内と二人参加。
そんな中で、マンチック街道の小さな中世の城壁都市グーテンベルグを訪れ
ました。そこで、落ち着いた中世の街並みを飾る手作りの鉄看板とそれを支え
た街の鍛治屋敷に出会いました。
伝統の美しさというか 日本では失われつつある伝統の「流儀」が
ごく自然に生きていると感じた鉄鍛冶職人の業。
静かな中世の町並みと本当によくマッチした鉄看板
あこがれのスローライフ
南ドイツにはそんなことをほうふつとさせる
静かな美しい街が今も生きています。

      ■ 1月 年の初めに(nenga)

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■ Country walk  風来坊
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 1. 南ドイツ クリスマス ツア 見て歩き  (2007.12.4.-12.10.) 
    ドイツ 中世の町並みと2007年クリスマス市を楽しみました  2007.12.4.-12.10. 

南ドイツの古い町並みと2007年クリスマス市を見て歩くツアーに家内と二人参加して
歩いた南ドイツ見聞の写真アルバムです。



クリスマスを迎えるドイツ南部の街の風景をみるツアーで 
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■ From  Kobe  2008年2月  おもいつくまま 
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     1. From  Kobe  2008年2月 
     日本人の一部  節分の「鬼」   2008.2.3.
また、同じような文になってしまいましたが、節分になるといつも思い出す
東北 北上の鬼 蝦夷の族長「アテルイ」
 年1月10日 朝日新聞に掲載された「アテルイ」の記事とあわせて紹介します。
 
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2008.2.5... indexhtm by Mutsu Nakanishi